サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

ベニシジミを立体写真で

ベニシジミを立体写真で
2008年05月24日

 今日は東京。昨夜、ベネッセのこどもチャレンジ20周年記念感謝会というのに出席、立食パーティーだが、500人を超える大変な盛況。
 テーブル席もあって、ぼくはそこへ行くことになった。どうやら55才以上の年寄り席なのかな。立食パーティーで誰か知らない人と話ができたらと思っていたのだが、たまたま隣の萩原勲さんと話が盛り上がって、他の誰とも話をしなかった。
 このパーティーの冒頭、ベネッセの会長の挨拶で、今、こどもチャレンジは中国や、韓国で大人気。こどもの頃にしまじろうなどキャラクターを通しての共通の体験が、国境を超えての新しい交流、みたいなのがあった。
 たしかに、どこに籍を置いたかとか、こども時代何に興味を持ったかなどの体験が、はじめ出会った人の場合は理解が深まるともある。
 隣の荻原先生は、現在、農工大の大学院の教授。まず、ぼくが農工大出身というところで話があった。次に、今、荻原さんたちはベトナムでの苺やブルーベリーの栽培を考えておられるのだが、その栽培方法や気候の話で盛り上がり、その地の生物多様性をいかしての開発などに話が及び、終わった後で一杯飲んだ。荻原さんは野生ランも大好きな植物少年だったようだこのも大きいかな。ぼくも来年からベトナムをやりたくなった。
 さて今日の写真は先日撮影のベニシジミ。ベニシジミの立体写真をストロボなしで撮影してみた。使用している立体写真用レンズはF50程度と大変暗いので通常はストロボでの撮影となる。
 従来ISO感度を2000などに上げることは画質の面からとても許容できなかったが、ニコンD3ならば全く問題ないレベルなので、ストロボなしでも手持ちで撮影できるのだ。
 D3はD300と比べ、内蔵ストロボがない、カメラの背が高く、ローアングルでの撮影に不向き、ゴミ取りがないと言った点で昆虫写真では一般には不利だ。連写や高感度といった特殊な分野では実力を発揮する。D3の背が低くなり、内蔵ストロボやゴミ取りがつけば最強のカメラになるのだが。D3 

◎ 第56回ニッコールフォトコンテスト作品募集中。第3部ネイチャーの部もあります。どなたでも応募可能なので、皆様も応募してみたらいかがでしょうか。デジタルカメラでの作品はプリントでの応募です。

関連タグ
立体視
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。