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海野和男のデジタル昆虫記

フォーサーズでSigma円周魚眼

フォーサーズでSigma円周魚眼
2008年01月11日

 
 ニコン用の円周魚眼のSigma4.5mm F2.8 EX DC Circular Fisheye HSMをマウントアダプターでE-3に付けてみた。絞りが一番絞り込まれるのでピントあわせは不可能。けれど明るい場所での一般の撮影ならばピントを無限遠に合わせておけばよいだろう。
 最短撮影距離ではそれではピントが合わないから、絞りレバーにゴムをはさんで絞りが少しだけ絞られた位置に適当に固定して撮影してみた。
APSで円周魚眼だが、ニコンではやや円が小さくもったいない感じになる。キヤノンのAPS撮像素子はニコンより小さいからその辺りを考慮した設計になっているようだ。それでE-3に付けたら、なんとちょうど良い大きさになった。これはもしかしたら将来フォーサーズ用も発売されるのではないかななどと期待をしてしまう。
 結果は中々良く、特にEC20を組み合わせて対角線魚眼にした写真(下)はケンコーのテレコン2枚重ねでD300で撮った写真よりは良好だ。やはりテレコンを2個重ねると画質はだいぶ落ちる。
ただ円周魚眼の常で、曇り空では色収差がちょっと目立つ。晴れた条件なら気にならないのではと思う。

日本写真著作権協会のペーじにギャラリーmimicry of insectが掲載されています

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