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海野和男のデジタル昆虫記

昆虫カメラマンの使うカメラ1

昆虫カメラマンの使うカメラ1
2007年09月15日

 にほんかい自然写真学校で新潟。先日のパソコンの故障で、新しいノートにした。モデムがないので、今回はネット接続ができないと思うので、前もって作っておいたものだ。
 プロの昆虫カメラマンは日本に何人いるのだろうか。プロで専業と言うところでは、ぼくも含めて10人未満かなと思う。昆虫の写真も撮るというプロのカメラマンはずっと多いし、趣味で撮って、それを売っているセミプロカメラマンもかなりいる。
 プロやセミプロはいったいどんなカメラを使っているのだろうか。昔は改造などをしたカメラを使うことが多かったと思う。ぼくもデジタルになる前はペンタの645にオリンパスのマクロレンズというのが一番多い組み合わせだった。
 ところが最近のカメラは良くできているし、逆に他社のレンズを自動絞りで使うことができないという不便さもある。改造不可能に近いのだがほんのちょっとした工夫で人と違った写真が撮れる。
 例えば、写真はE-510に8mm魚眼だが、外付けの純正でないストロボを使っている。そしてシャッタ速度は1/320だ。はてE-510は1/200ぐらいまでしか連動しないはずなのに?・・・・実はそれはメーカが安全線として考えた数字で純正ストロボでは駄目だが、他メーカーのストロボをマニュアルで使えば1/250は全く問題ない。1/320でもだいたいOK。
 昆虫写真家が使っているカメラは今は特殊なものではない。ただ基本性能を使いこなしているだけだ。ぼくはカメラ好きで、様々な機種を使うが、現在のメインはニコンD80とオリンパスE-510だ。D2XやD200も持っているのにニコンはD80がメインなのは、軽量だからである。昆虫は小さく、できる限り小型で軽量のカメラが便利なのだ。でもさすがD300発表となると触手は動く。D3も立体写真撮影用としてフルサイズが必要なので、欲しいなとは思うが、高価だし、我慢ができるかな・・・
 
◎ビデオの海野和男の昆虫教室第49回「蝶の道」

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