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海野和男のデジタル昆虫記

再びヤママユの交尾

再びヤママユの交尾
2007年08月27日


 昨夜もヤママユのメスにオスがやってくるシーンを撮影。今年はアトリエ周辺はヤママユの数が例年の1/10以下という不作の年。それでチャンスがなかなかない。
 今日はメスを枝にとめておいた。オスがやってきたのは真夜中の12時頃。今回はビデオを含めて7日ほど費やしたわけだが、わかったのはオスがメスのところに来るのはだいたい10時から朝の1時頃。11時から12時頃がヤママユがよく飛来する時間であることだ。朝の4時近くにも交尾が見られた事もあった。
 真っ暗闇での撮影なので魚眼レンズにテレコンという蝶の飛翔を撮るスタイルで被写界深度を稼ぎ、距離固定で手持ち撮影。昨夜は月があったので何とか空をバックに見ればヤママユガ飛んできたのがわかるけれど、飛びつく瞬間などは枝が揺れる気配でシャッターを押すことになる。
 どうも写真上の個体と交尾したオスは違う個体のようにも見える。ということは2匹来ていて、ストロボの光で最初のオスは逃げてしまったのかもしれないが、真っ暗闇でよくわからなかった。
 下の写真は長時間露光で月明かりの林の雰囲気を入れてみた。上2枚は魚眼にテレコン、下は標準ズーム。

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