今日もどうぶつ奇想天外の取材。ぼくの出番のない時間は、近くで虫さがしをしていた。遠くへ離れるわけにはいかないから、手近なところにいたアリを撮影。
ユキヤナギにいたアブラムシのところにクロオオアリがいて、甘露を舐めていた。すぐ横のカラスノエンドウでは蜜腺から蜜をなめているクロオオアリがいた。
クロオアリにとって見れば、アブラムシも植物の蜜腺も同じようなものだ。植物の蜜腺を守るために、アリは他の虫を追い払う。アブラムシの場合も同様で他の虫を追い払うが、植物にとってみれば、アブラムシは大敵だ。けれどアブラムシをアリは守ろうとするわけだ。そこで植物は蜜腺を持ってアリに守ってもらおうとするのだろう。
D80 105マイクロ
◎日本カメラ 「自然と風景フォトコンテスト2007」締め切り6月30日。グランプリは賞金20万円というビックなコンテストです。今年の審査員をやっています。応募待ってます。応募規定は日本カメラ誌上にあります。デジタルプリントも可。
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