ツチハンミョウ(ヒメツチハンミョウ)に出会った。かなりの数がいて、産卵や、交尾行動も撮影できた。一度にたくさんの個体を観察したのはじめてだ。結局6時間ぐらい粘ることになった。
ツチハンミョウは幼虫がハナバチの巣に運ばれて育つ。過変態といって1令幼虫と2令幼虫の形が異なる。1令幼虫は花の上でハナバチを待ち、取りつくために足が発達している。
詳しい話はまたにして、産卵行動を野外ではじめてみた。上はD80に105マイクロで撮影。交尾行動だ(交尾は不成立だった)。メスの首を舐め、また触角の使い方も面白かった。
中は産卵のための穴を掘るメス。穴掘りには1時間以上もかかった。リコーGX100での撮影。
下は産卵中のメス。結局薄暗くなってしまい、産卵は明日に狙うことにした。D80に105マイクロで撮影。
◎せとうち夢虫館昆虫図書館。
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