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海野和男のデジタル昆虫記

ウスバシロチョウの幼虫

ウスバシロチョウの幼虫
2007年03月03日

 林床の陽当たりの良いところを探すと、ムラサキケマンがだいぶ出てきている。まだ上の写真のように灰色っぽい地味な葉が出ているだけで、枯れ葉に紛れてわかりにくい。だが、この葉を食べるウスバシロチョウの幼虫にとっては、とても魅力的に輝いて見えるに違いない。小さな株の周りに、真っ黒な幼虫の姿が点々とあった。年が明けてから孵化するウスバシロチョウなのに、もう1cm以上の大きめな幼虫がいる。
 今日は最高気温が15℃くらいになったようだ。そのためか葉を食べる動きが恐ろしいくらいに速かった。ウスバシロチョウの出現は例年5月の連休以降だが、今年はどれだけ早まるだろうか。

Kiss Digital X MP-E65mm


デジタルフォト3月号連載は「早春の林床」。他に中古レンズのコーナーにも登場。

◎富山県魚津市の新川文化ホールでぼくの昆虫映像・写真展「虫たちの世界へようこそ」が行われます。3月21日から26日です。写真パネル100点、高速度ビデオ、モニターによるスライドショーなどかなり大きな写真展です。詳しくは新川文化ホールの展示案内をご覧ください。講演会は3/21日14時から。入場はいずれも無料。


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