アマゾン川上流でのキャンプ地は標高400mほどの渓流の脇だった。囂々と音をたてて流れる川は、日本のヤマメやイワナの住む場所を思い起こさせるような所だ。
川の音を聞きながら横になると、自分がアマゾンにいるのだとはとうてい思えず、どこか東北の川べりの温泉宿にいるような気になる。
虫が沢山いる自然の中で、川の水をわかして作ったラム酒のお湯割りに酔いつつ床につく、静寂の中で、ただ川の音だけが、闇の中にとうとうと響く。虫の音の中で星空を見上げるも良いが、虫の音をもかき消してしまう川音に酔いしれるのもまた素敵だ。都会育ちのぼくにとっては、これ以上の贅沢というのはないのではと思ったのである。
キャンプ地の横を流れる川の写真をGRデジタルで撮影してみた。カメラを石の上に押さえつけての撮影だが、何枚か撮ってみたらぶれていないものがあった。
こうした夜景の撮影をしてみると、GRデジタルのポテンシャルの高さがよくわかる。最近R5 がお気に入りだったが、やはり画質では一眼レフカメラ同等ともいえるGR デジタルの比ではい。ペルーではGRデジタルで撮影した写真が一番良かったのではと思う。
数日前、1周年記念のスペシャルモデルを入手したので、これからはまた出番が多そうだ。
GRデジタル
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