今日は東海と長野の研究者が集まっての日本蚕糸学会だ。蚕糸学会?と思われる方もいるかもしれないが、近代日本の基礎を作ったのは蚕産業だ。でも今は日本の蚕糸業はなりたたない。だから蚕糸学会といっても蚕だけをやっているわけではない。いわば昆虫を利用するといった側面からさまざまなアプローチをしている。そこの特別講演に呼ばれたのだ。学会の特別講演だが、ぼくの講演は一般公開だ。でも今日は平日だし、どれくらい来てくれるのかは主催者もぼくも不安ではあった。
結果は、ほぼ満員だった。学会参加者はもちろん、信州大の学生、そして小学生、一般の市民の方も来てくださった。学会参加者の3倍ほどの人が来てくださったのだ。正直たくさん来てくださって感激した。
今日は生物系の大学生が来てくれるかなと、昨夜は何をやろうかと考えた。それでぼくがどのようにして昆虫写真家になったかということ、そしてなぜ昆虫写真家になったかを少し話そうと思った。学生時代などの話しを最初に15分ほどした。そんな話しは退屈だったかなと思うが、話してみたかった。
思ったより子供も多かったし、小諸日記の読者の方もいらしてくださった。子供から市民、研究者まで広範囲な人が来てくれた、今日のような講演会はとてもうれしい。
◎小諸市民公開講座「小諸の昆虫と自然に魅せられて」11月11日(土)10時半〜11時半 申し込み不要無料
小諸グランドキャッスルホテル3F(小諸駅前) 鳳凰
◎「海野和男講演会」昆虫の擬態が中心の話です
11月12日ネッツトヨタ群馬 高崎おおやぎ店14時〜15時半(群馬県高崎市小八木町310-5)
参加希望者は027-362-2211にお問い合わせください
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