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海野和男のデジタル昆虫記

モンシロチョウがたくさん(D80の露出とタイムラグ)

モンシロチョウがたくさん(D80の露出とタイムラグ)
2006年09月02日

 モンシロチョウがたくさんいた。ブロッコリーの収穫の終わった畑で発生したのだろう。小諸ではモンシロチョウは6月末と9月に発生のピークがあると思う。9月はいつもはこれほどは多くないのだが、今年は夏が涼しかったからだろう。
 さてD80は風景撮影では、明るめの適正露出だったが、もう少しアップで撮ったらどうだろうと、飛んでいるモンシロチョウを105マイクロVRでF5.6半ぐらいで撮ってみた。ストロボを使わない限りはタイムラグは極めて少ないようだ。比較的簡単に思った写真が撮れた。
 いずれもAWB ISO200 色は標準 SRGB 絞り優先オートの設定だ。ただし露出は補正した。上は-0.3、下の2枚は-0.7だ。ピントの合う部分の多い風景写真では露出はかなりよかったが、このように背景がぼけると、オーバー気味になる。真ん中は-0.7でよかったが。上と下はあと1/3マイナス補正をしてもよいくらいだ。背景をぼかす撮影ではマクロ撮影などで、オーバー気味を好む人が多いので、そうした味付けなのだと思う。優れすぎた分割測光だが、ぼくはチト困る。
 フォーカスはこの場合MFだ。MFでのピント合わせのしやすさは今まで使ったニコンの中で最もやりやすい。つまりファインダーが見やすいのだ。最初からルーペがファインダーについているのかなと思うが、ファインダーでみた絵はD200より大きく見える気がする。MFでピント合わせしやすいカメラというのはぼくの場合かなり重要だ。ただMFのしやすさはファインダーの大きさだけではないのかなと思う。
 今までに使ったカメラでマクロレンズでのピント合わせがやりやすかったのはD80、istDS2、E-1の順だ(E-1の電動フォーカスはだいぶMFで損をしていると思うが)。小さくてピントと合わせがしにくいといわれることのあるE-1は意外に思われるかもしれない。オリンパス好きのぼくだから多少の色眼鏡はあるかもしれないけれど、ファインダーの見やすさはかなりのものだ。ピント合わせがしにくいのは14-54などのズームの広角側での話だ。14mの焦点距離のレンズは35mmフイルムカメラですらピント合わせはとても難しいのだ。たとえば50mmとか100mmの同じ焦点距離のレンズを使った場合はファインダー倍率、ピント合わせ用のマット面などが精度に大きく影響してくる。同じオリンパスでもE-330とE-1ではピント合わせのしやすさは倍率の高いE-1が遙かに上だ。はやく後継機がでればよいと思っているが、その前に次々と他社から新製品がでる。

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