昨日シオヤアブの産卵を撮影した場所に、今日も行ってみたところ、思いがけず、いいシーンに出合うことができた。
昨日、他に2つ卵鞘を見つけたと書いたが、そのうちの一つから小さな幼虫が出てくる所を見つけることができたのだ。すでにもうかなりの幼虫が出た後らしく、泡の卵鞘には針の先で突っついたような小さな穴がたくさんあいていた。幼虫は、外に出ると、そのまま地上に落下した。人だったら都庁のビルのてっぺんから落ちるよりまだ高い所から落ちるようなものだが、小さな昆虫にとって見れば、空気は水のように粘っこく感じられるのかも知れない。
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第36回は蝶と蛾。
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