モンキチョウは幼虫で越冬する。卵の産まれた場所や産んだ時期で、幼虫の成長にはずいぶんと差が出る。だから小諸では5月はじめまでは、まだ羽化したてのモンキチョウが見られる。
カラスノエンドウがはえている斜面で枯れ葉についているさなぎを見つけた。よく見るとその枯れ葉では終齢になったばかりの幼虫も日向ぼっこをしていた。
さなぎのまわりにいとがたくさんついていた。モンキチョウは本格的な繭は作らないが、冬にとばされないように周りにも糸をはくようだ。こんな習性から繭を作る行動も進化してきたのだろうか。
D200 Sigma150マクロ
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第32回はギフチョウの話。まだまだ続きます
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.