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海野和男のデジタル昆虫記

鳥取県上灘小学校で授業

鳥取県上灘小学校で授業
2005年09月22日

 今日は朝日オーサービジットプログラムで鳥取県倉吉市の上灘小学校で授業。
 朝日オーサービジットは今年で3年目、最初の年から参加している海野はこれで5回目の授業だ。昨年からはデジカメで自然観察をテーマに、子供たちに写真を撮ってもらう授業にした。
 上灘小学校では担任の先生が虫好きで、子供たちの中には昨年鳥取県ではじめてクロメンガタスズメの幼虫を見つけた子供もいるそうだ。
 とてもよい環境の校庭があり、地下水を汲み上げて作った綺麗な冷たい水の小川もあり、子供たちがのびのびしているのが印象的だった。写真は上灘小学校3年2組の皆さんが授業中に撮影した写真。
 今のデジカメなら、子供でもこつさえつかめば比較的簡単に撮影できる。自分たちの町の自然を撮影して、植物や昆虫に興味をもってもらえればと思っている。
 ぼくの子供のころは、簡単に昆虫の写真を撮れるカメラはなかった。今の子供たちがうらやましいくらいだ。今回は接写に強いリコーのCaplio RXというカメラを人数分貸していただいているのだが、もうそのカメラは絶版だそうだ。
 子供が撮りやすく、なおかつ被写体に興味の持てるカメラはどんなかめらだろうか。ぼくが思うにはズームは不要、単焦点28mmか35mmぐらい。人の視角よりやや広めの画角がよいと思う。そしてレンズのすぐ前まで接写ができることが必須。
 できるならばマクロモードに入れなくてもそのまま接写ができるのがよい。広角ならピントが深く失敗が少ない。それに被写体に近づかねばならないから、より昆虫たちとも親しくなれるというものだ。


 
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室第25回は「アリと植物」。まだまだ続きますのでお楽しみに。

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