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海野和男のデジタル昆虫記

Contax S

Contax S
2005年06月09日


 Contaxと言えば京セラの一眼レフだ。残念ながら京セラはカメラ事業から撤退。寂しいことである。
 京セラのContaxは一眼レフだが、Contaxはもともとはツアイスがライカに対抗して出したレンジファインダーカメラである。(Contax2型の写真はこちら。)
 けれど第二次大戦後、東ドイツで作られたツアイス・イコンのContaxは世界初のプリズム付き35mm一眼レフ であるから、これが京セラの一眼レフの元祖である。
 Contaxブランドの最初の一眼レフは1948年頃から作られたContax Sである。今ではコンパクトデジカメで昆虫写真が撮れる時代だが、つい5〜6年前まではプリズム付きの一眼レフがなければ昆虫を野外で撮影するのはほとんど不可能という時代であったのだ。
 そうした接写を可能にしたプリズム付きの初期の一眼レフはカメラ好きの昆虫写真家としては是非とも入手しておきたかった。そこで久しぶりに海外からこのカメラを入手した。(Cタイプのようだから1951年頃のものか。レンズは58mmF2のBiotarでとても綺麗だ)
 Contax Sと同時代にでたレクタフレックスアルパプリズマレフレックスはすでに持っているので、これで3機種そろったことになる。久しぶりにフイルムを入れて撮影しようといじっていて、大失敗。シャッター速度ダイアルをおかしくしてしまったのだ。このカメラはフイルムを巻き上げてからシャッターダイアルを回すのだが、回す向きも決まっていて。それを間違えてしまっておかしくしてしまったらしい。かなり各部の動作が固くなっていたので、こんなものかと力を入れて回したのが失敗の元。
GX8

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