午前中、最近知り合った方より電話があった。分蜂したミツバチの集団ができているから撮影しないかという、大変ありがたいお知らせだった。現地は近かったので、すぐに向かった。
公園に植えられたまだ小さなサクラの木に、高さ1.5mほどもあるミツバチの柱ができていた。セイヨウミツバチの集団である。あまり飛ぶハチもなく、近づいても全く怖い感じがしない。聞けば、昨日からこの状態だったそうだ。巣作りの場所を探しに出た偵察のハチが、いい場所を見つけることができないうちに夜になってしまったということか。昨夜は久しぶりに雨が降ったが、確かに、上の方の蜂はずぶ濡れである。ハチたちに以前見たような勢いがないのはそのためだった。
しばらく撮影していたが、あまり長居もできずその場を離れたので、残念ながら、その後どうなったか分からない。昼過ぎにはよく晴れたから、今日こそ集団はサクラの木を離れ、いい場所に落ち着いただろう。
◎読者の方から、偕成社の「虫から環境を考える」のシリーズを地元の図書館に推薦したら、購入されることになったという、うれしいメールがHPにありました。このシリーズの詳細はこちらから。
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