リンゴ畑にハチの巣箱らしい物が置いてあった。箱の中は、ススキかアシか細い筒がたくさん束ねてある。そこにミツバチよりちょっと小さなハチが出入りしていた。これは、リンゴ農家で花の季節に受粉のために使われる、マメコバチである。マメコバチはハキリバチの仲間で、細い筒に花粉をつめて卵を産む。受粉の助けとしては、ミツバチよりも効率がよいようだ。
巣箱の近くのリンゴの花を探してみたが、マメコバチの姿はほとんどない。かなり広範囲に花粉を集めているようだ。200メートルほど離れたところで、ようやく花に来たハチを撮影できた。
◎今月号のデジタルキャパは花、昆虫、旅 マクロ機能徹底活用!!海野は広角マクロを担当。
◎今月号のデジタルフォト連載自然ワンダーランドは「オトシブミ」。今回はいつもと違って生態写真です。読者の方に受け入れられるか心配です。感想などデジタルフォトのページからアンケートなどに記していただれればと思います。
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