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海野和男のデジタル昆虫記

ベニシジミの蛹化

ベニシジミの蛹化
2005年04月12日

 6日に撮影したベニシジミの幼虫、1匹だけだが持ち帰っておいておいたら、昨日前蛹になった。
 今日は天気が悪かったので、一応リングライトのテストもかねて、ビデオカメラをセットしておいた。お昼頃に蛹化の兆候が見られたので、ついでにデジカメで撮ってみた。
 最初は撮るつもりがなかったのだが、リングライトの効果も見たいと思ったのだ。あとからカメラをセットしたのでアングルは良くないし、ライトが暗いのでF11に絞ったらISO800でも1/10秒程度の低速シャッターしか切れなかった。
 シジミチョウの幼虫の蛹化はあまり劇的ではなく、肉眼で見ていると、途中経過があまりよくわからないぐらいだ。
 左上は蛹化直前。他のチョウ同様に鬼門が目立つようになり、気門をつなぐ線がはっきりした時には胸のからが破けている(右上)。左下は蛹化直後。右下は蛹化後5時間ぐらい経ったものだ。蛹の胸から汁のようなものが出たのだが、一応無事に蛹になったようだ。
20D MP65 
 
◎偕成社から海野が監修や執筆をした「虫から環境を考える」というシリーズができあがりました。オオムラサキ、ハッチョウトンボ、都会のセミ、田んぼでくらす虫、クロスズメバチ、コノハチョウの6冊です。詳しくはこちらから。

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