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海野和男のデジタル昆虫記

オオカマキリとコカマキリの卵

オオカマキリとコカマキリの卵
2005年02月16日


 雪のかぶったオオカマキリの卵(卵のう)を撮影しようと出かけたが、ちょっと油断している間に雪はどんどんとけてしまった(写真左)。オオカマキリの卵はうまく水をはじき、今日のような湿った雪をかぶっても、中の卵まで水が浸みるようなことはまずないだろう。オオカマキリの卵を切って中の様子を見ようと思った人なら分かると思うが、意外なくらい頑丈な構造になっていて強度もなかなかのものである。冷たい風に激しく吹かれるような環境も、正にどこ吹く風という感じでたくましく見える。
 オオカマキリもカマキリもよく目立つ枝についているのを見るが、コカマキリの卵(写真右)はよく畑や田んぼのわきで石をひっくり返すとその裏側についている。一昨日、モンシロチョウの蛹を探している時もたくさん見つけた。コカマキリのメスが潜り込むことができるのが不思議なくらい、本当に狭い隙間である。
 一昨日の場所に再び訪れ、雪の中の石をひっくり返してみた。雪の中でも、石の下の空間は適度に乾燥していて、卵はぬれることはなさそうだった。
 
14n マイクロ105mm

◎今月の雑誌
・デジタルフォト「自然ワンダーランド 」  今月は8ページで「マレーシア紀行」E-300を中心に20D、CaplioGX、DimageA200での写真も1ページずつあります。写真はオリジナル画像を付録のCDで見ることができます。
・MAC POWERではE-1の作例
◎東京電力のHPで昆虫教室。24回のシリーズです。第11回は「越冬する昆虫」

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