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海野和男のデジタル昆虫記

ヤマトシジミのオスメス

ヤマトシジミのオスメス
2004年10月24日

昨夜は新潟で大型の地震があった。災害にあわれた方も多いようだが、余震が起こらないことを願うばかりである。
 日本列島は地殻変動を繰り返しながら、現在の形を作り上げたのだろう。日本列島ができたのはそんなに古いことではないから、今僕たちが不変だと思っている、この大地も、地球の歴史から見ればつかの間の姿なのかもしれない。
 日本列島に分布するチョウも日本列島の成り立ちにより、分布が定められたりする。ところで、都会に最も多いチョウ、ヤマトシジミが日本列島にいつの頃にやってきたかは定かではないが、人が都会に乾燥した環境を作ったことで増えたのかもしれない。
 ヤマトシジミはオス、メスともに季節変異はあるが、基本的にオスは灰青色、メスは焦げ茶だ。卵は都会にはヤマトシジミが産卵するカタバミが多いからだ。カタバミを探せばいくらでも見つかる。直径1mmもない扁平な白い卵だが、拡大すると面白い模様がある。

◎ぼくが審査員をした、佐久のパラダで行われた昆虫写真コンテストの結果はこちら。ただいま展示中

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