イネにつく虫たちを撮影していると、鮮やかな赤と黄色が視界の隅に見えた。人工的とも思える鮮やかさだったため、虫の色だと気づいて驚いた。その虫はヒメクサキリ。まだ柔らかいイネをおいしそうに食べていた。
この大アゴで噛まれるととても痛いが、本来はこうして植物の実をかじるためのものなのだ。よく切れる剪定ばさみのようである。
◎東京電力のHPで昆虫教室。24回のシリーズです。第5回は「デジカメ教室」。こちらからどうぞ。
◎「昆虫の世界へようこそ」ちくま新書。そろそろ第2版がでます。
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