サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

スジボソヤマキチョウの求愛

スジボソヤマキチョウの求愛
2004年05月06日

ボロボロになったスジボソヤマキチョウのオスがメスに求愛していた。
 スジボソヤマキチョウは冬眠から目覚めた時にすでに翅は薄汚れている。多分落ち葉の下に潜り込むなど湿気の高い場所で冬を越しているのかもしれない。
 オスがメスの羽に脚をかけて、盛んにモーションをかけるがメスは知らない振りだ。スジボソヤマキチョウは,夏と春に最低2度は交尾するようだ。夏の交尾の時にメスの体内に入った精子は、冬の間に体内消化されメスの栄養になるらしい。生き物の世界ではメスはたくましくなければならないのだ。
E-1 50-200

岩波ジュニア新書で「デジカメ 自然観察のすすめ」を執筆中。だいたい入校が終わり6月末までには出ると思います。ちくま新書では「昆虫の世界へようこそ」がやはり夏前に発売。両方とも写真がたくさん入ったカラー判です。

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。