ボロボロになったスジボソヤマキチョウのオスがメスに求愛していた。
スジボソヤマキチョウは冬眠から目覚めた時にすでに翅は薄汚れている。多分落ち葉の下に潜り込むなど湿気の高い場所で冬を越しているのかもしれない。
オスがメスの羽に脚をかけて、盛んにモーションをかけるがメスは知らない振りだ。スジボソヤマキチョウは,夏と春に最低2度は交尾するようだ。夏の交尾の時にメスの体内に入った精子は、冬の間に体内消化されメスの栄養になるらしい。生き物の世界ではメスはたくましくなければならないのだ。
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岩波ジュニア新書で「デジカメ 自然観察のすすめ」を執筆中。だいたい入校が終わり6月末までには出ると思います。ちくま新書では「昆虫の世界へようこそ」がやはり夏前に発売。両方とも写真がたくさん入ったカラー判です。
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