サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

キボシアシナガバチの越冬

キボシアシナガバチの越冬
2004年01月20日

ベランダに置いたままのタケニグサの枯れ枝を思い出した。ドロバチの巣作りを撮影できたらと取ってきて、そのまま何もしないでいたのだ。タケニグサの茎は中が空洞で、虫が潜り込みやすくなっている。きっと何か中で越冬しているに違いない。
 5本ほど束にしていたタケニグサの茎を調べていくと、一本からキボシアシナガバチが見つかった。秋に交尾したメスである。春になれば一匹で巣作りを始め、やがて大きな巣となる基礎をつくる。アシナガバチやスズメバチの仲間はみな、そうしたメスが冬を越している。
 真っ二つに割れた茎をまた合わせ輪ゴムでとめると、だいたいもとの状態に戻すことができた。
EOS10D 100ミリマクロ

以前の小諸日記より
2001年4月19日



◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集。クラカメ図鑑としても使えます(こちらは野外でデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付き。ホームページで直販することにしました。
こちらをご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。