テントウムシは既に越冬体勢に入っていて姿を見ないが、ナナホシテントウは違う。地表近くの植物についたアブラムシを食べ、12月に入った今も活動を続けている。
見つかるのは成虫ばかりではない。ナナホシテントウは今も卵を産み続けていて、幼虫や蛹を見つけることができる。蛹は日のあたる石がきに多く、一カ所にかたまっていることが多い。
寒い冬でも日中は石垣もかなり暖かくなる。その頃に見ると、蛹になったばかりのものや、写真のように羽化して間もないものが多く見られる。だが、こうした状況ももうすぐ終わりを迎える。
来年の1月11日午後、伊丹市昆虫館で講演。翌日の12日は昆虫館の蝶の温室でデジタルカメラ教室があります。講演の方は予約不要。撮影会は20名程度の限定です。詳細は昆虫館にお問い合わせください。合わせて今月末締め切りで昆虫写真コンテストも行っています。表彰式は1月12日。ふるって応募してください。審査は海野も参加します。デジタル写真教室の講師は海野と高嶋です。
伊丹市昆虫館のHPはこちらをご覧下さい。
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