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海野和男のデジタル昆虫記

マカランダに住むアリ

マカランダに住むアリ
2003年10月28日

マカランダは日本語ではオオバギと呼ばれる。葉が大きいからそう呼ばれるのだろうか。
 たくさんの種類があって、ほとんどの種がアリと関係を持っているのだという。そして植物の種類により住むアリも異なる。アリはシリアゲアリの仲間で大変小さく、ちょっと見ただけでは区別できない。
 オオバギには托葉があってそこから栄養分に富んだ小さな粒を出す。アリはそれを集めて餌にする。後はありの巣内に住むカイガラムシの出す甘露が餌になる。アリはほとんど木から降りることなく過ごすのだという。
 12年ほど前にコスタリカでアカシアアリの生活を1ヶ月以上に渡って撮影したことがあるが、その生活ぶりはこのシリアゲアリとよく似ていた。ただしアカシアアリは5mmぐらいはあったが、このシリアゲアリはその半分程の大きさだ。写真右は35mm換算約2倍での撮影。

E-1 50マクロ+関cチューブ ストロボ

◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集(小諸 日記のクラカメ版)で、自信作です。ハードカバー208頁A4の大型本で、見かけも立派です。クラカメ図鑑としても使えます(こちらはDimage7と E-20などのデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付きです。本屋さんでは入手が難しそうなのでホームページで直販することにしまし た。こちらをご覧 下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。

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