ウスバカゲロウ
2003年08月15日
アリジゴクの親がこのウスバカゲロウである。真夏の夜に雑木林の中をひらひらと飛んでいる。けれど寒いのか、夜になっても木にとまったまま動こうとしない。怪獣みたいな幼虫と比べ、妖精のような透きとおった翅を持つ。こういう虫は半逆光を入れて撮りたい。
ここ数日気温が低い。天気図を見るとまるで秋雨前線が停滞しているかのようだ。今日は夜にカマキリかヤブキリの羽化を探してみようかと思っていたが、この寒さでは羽化しないと思い諦めることにした。せっかくストロボを用意したのでたまたま見つけたウスバカゲロウを撮影してみた。50mmF2.0マクロ。