オオムラサキの幼虫
2003年06月01日
エノキの木にすっかり成長したオオムラサキの幼虫がいた。同じ木になんとまだ茶色の幼虫もいたのでびっくり。
オオムラサキの幼虫は茶色の姿で冬を越し、木に登って葉を食べると間もなく脱皮をして緑色になる。この茶色の幼虫は冬に遠くに吹き飛ばされて、やっとの思いで木に到達したのかも知れない。
◎6月8日、平凡社よりカラー文庫で「昆虫の擬態」が発行される予定です。内容は写真集とほぼ同じ。定価はお求めやすい1300円程度の予定。「人間講座」の7回目と8回目は擬態の話ですから、参考になると思います。
人間講座のテキストは今月末にNHK出版から発売されます