雪の上をよろよろと歩く一匹の虫を発見。冬に活動するタマバチの一種である。翅をもたないこのハチは全くアリによく似ている。アリとハチが同じ膜翅目の昆虫であることがよくわかる。寒さのために動きはかなり鈍く、ちょうど高速度映像で撮影したアリの歩きを見ているようだ。
さて、このタマバチ。雪の上を歩いているのは本意ではないはず。たぶん強風で落っこちてしまったのだろう。早く産卵するため木の冬芽にたどり着きたいはずだ。それを知っていてそのままにしてはおけず、コナラの枝につかまらせてみた。だが、あとになって、果たしてあのハチはコナラでよかったのかと、逆に心配になってしまった。
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