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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ(ニコンF2)

今日のクラシックカメラ(ニコンF2)
2002年05月03日

F2は1971年に発売。先代のニコンFは1959年以来、日本の一眼レフの王座の位置にあったが、1971年はプロ用一眼レフの世界に、キャノンからF-1が、そしてニコンからF2が投入されたわけだ。
 ぼくは、プロ用の機材には大きい、重いというデメリットを感じていた。だから当時もF2ははなから購入の意志がなかった。(本当はお金がなかったこともあった)。発売後何年かたってからだが、ついにF2を買ってしまった。ぼくが買った初めてのプロ用カメラである。購入理由はウェストレベルファインダーが使えるからである。ぼくが使っていたアマチュア用のカメラは全てファインダーは固定式。上から除いてローアングルをとりたかった。
 けれど使ってみてモードラをつけると逆にローアングルがきかないということに気づき、結局小さなカメラが昆虫撮影には最もむいているという結論になり、オリンパスOM2、ペンタックスMX、ニコンFEなどの小型カメラを専門に使った。寝転がってしまえばアイレベルファインダーでも特に問題はないということがわかった。どこでも寝ころんで撮影してしまうので服はいつも汚れっぱなし。これ今でも同じである。

◎海野和男とクラシックカメラ「クラシックカメラで自然を撮る」A4上製208pp。人類文化社より7月発行決定。詳しくはトップページの海野からのお知らせをご覧ください。

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