空き缶にとまるベニシジミ
2002年03月17日
群馬ではもうベニシジミがたくさん飛んでいた。オスが多く、枯れ草の上などにとまってテリトリーを張っている。近くを別のオスが通ると、すごい勢いで追いかけていく。すぐに飛び立つためには十分体を温めておかねばならない、というわけで、このオスは空き缶を利用していた。空き缶に触ってみると、かなり暖かだ。日があたっているからである。これならベニシジミの体も十分温まる。
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