今日は久しぶりに川に行って水棲昆虫の撮影にトライした。多くの水棲昆虫は春から初夏に出る。ちょうど今頃は幼虫も大きくなっていて探し易いはずだろう。
信州の伊那地方では、ヒゲナガカワトビケラをはじめとする水棲昆虫の幼虫はザザムシと呼ばれ、かっては貴重なタンパク源であった。
川の石をひっくり返すと、小石がたくさんくっついている。これがヒゲナガカワトビケラの巣である。トビケラ類はチョウに近縁な昆虫で、幼虫は絹糸を出して石をくっつけて巣を作るのだ。
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