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海野和男のデジタル昆虫記

犀川のコハクチョウ渡来地

犀川のコハクチョウ渡来地
2002年02月23日

今日は講演会で豊科町までいった。小諸を朝出発して、途中で北アルプスを撮影しようと思ったのだがあいにくの曇り空。とりあえず豊科まで直行した。さて何か探してみようかと思っていたとき、白鳥渡来地の看板を見てちょっとよってみようかと犀川にあるその渡来地に行ってみた。白鳥は本来池や沼で越冬し、このような川で越冬することは少ないらしい。
 ここでは餌付けをしていて、たくさんのコハクチョウやカモ類が冬を過ごしていた。白鳥の越冬できるエサの豊富な自然の湖沼の減少もあるから、このように餌付けをして白鳥に安全な冬の休み場を提供するのも致し方がないのかも知れない。ハクチョウやカモのすぐわきを子供が走り回っても、ほとんど逃げるそぶりもない。こうした人慣れは他の場所では通用しないから、あんまり人になれさすのは良くないという考えもあると聞くが、案外鳥たちはしたたかで、危険であるか安全かを見極めて行動している気もする。

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