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海野和男のデジタル昆虫記

海野宿

海野宿
2002年01月01日

隣の東部町に海野宿という古い宿場町がある。今日はふらりとそこを訪ね、白鳥神社で初詣をした。
 海野宿は明治の養蚕に適した家の造りを今なお残していて、最近は観光客も訪れる。海野宿の名は当地の古い豪族海野氏に由来した名である。このことは子供の頃から祖母に良く聞いていた。なんでも海野氏は武田氏に滅ぼされ滅亡したそうで、海野氏の血縁の真田氏により海野の名を宿場の名として残したと聞かされていた。そして自分の家は海野氏の直系であると聞かされていた。
 滅亡したはずの海野氏に直系というのも変である。まあ血ぐらいは繋がっているのかもしれない。ぼくの曽祖父は江戸末期の生まれの数学者で東京港区在住の放蕩息子であったらしい。祖父は曽祖父と別れて暮らしていて社会学者であった。祖父のもとに家系図の写しや、古文書などが再三送られてきたそうだ。しかし祖父は取り合わず、その全てを焼き捨てたという。しかし祖母は誰に頼まれたのか、晩年の曽祖父を何度も訪ねたようで、そんな話しを聞かされたのであろう。ついでにやはり海野氏が開基という興善寺も訪ね、1100年前の海野氏の祖がお気に入りの御座石というのに座ってセルフポートレートを撮影した。

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