東海エリア最大級のサウナ施設爆誕!本格派サウナーも大満足間違いなしの「SAUNA MONKEY」を徹底レポート

  • 2025年2月14日
  • Walkerplus

2025年2月14日(金)、名古屋駅から徒歩5分ほどの場所にあるビルの地下に、新しいサウナ施設「SAUNA MONKEY」がオープンした!男性専用となるパブリックスペースには、3つのサウナ室と2種類の水風呂、そして広々としたととのいスペースなどを完備し、それぞれ嗜好の異なるサウナーたちのニーズを満たす。さらには、ラグジュアリー感満点の個室サウナも2部屋設けられており、こちらは女性も利用可能!2023年3月末に名店「ウェルビー名駅店」が閉店したあと、名古屋駅南部は“サウナ空白地帯”となってしまっていただけに、名古屋のサウナ好きはもちろん、名古屋に出張などで訪れるサウナーにとっても行きつけの施設となりそうだ。

ラグジュアリーな雰囲気が漂う地下のエントランス
ラグジュアリーな雰囲気が漂う地下のエントランス / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

「SAUNA MONKEY」の浴室全景。ゴージャスな内装がサウナーをときめかせる
「SAUNA MONKEY」の浴室全景。ゴージャスな内装がサウナーをときめかせる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■【パブリック】3つのサウナ室を徹底解剖!
■メインサウナ室「Mountain」
さっそくパブリック浴室にある各設備を紹介していこう!「SAUNA MONKEY」のメインサウナ室となるのが「Mountain」。その名のとおり、猿山の頂を想わせる最上段に「ボス猿席」と名付けられた激アツエリアがある。20分に1回、オートロウリュ&オートアウフグースが発動するが、この猿山に座する“ボス”は、その熱波を直接浴びることとなる。

メインサウナ室の「Mountain」は、室温約90度に設定されている
メインサウナ室の「Mountain」は、室温約90度に設定されている / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


サウナ室内は、ヘルシーサウナ社製のサウナストーブが2基稼働。約90度に設定された温度はもちろん、湿度のセッティングも申し分なく、しっかりと汗をかくことができる。サウナ室は4段あり、上段と下段で温度差があるのも特徴。好みや体調に合わせて座る場所を変えて、体感温度を調整できる。

「Mountain」に設けられた窓からは浴場を見渡すことができ、開放感がある
「Mountain」に設けられた窓からは浴場を見渡すことができ、開放感がある / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


また、サウナストーブ前にはフラットで広々としたスペースを確保。アウフギーサー(熱波師)が、タオルで仰ぎやすい環境を整えている。オープン日の翌日から、有名アウフギーサーによる熱波イベントも開催予定。スタッフによる熱波イベントも定期的に開催する予定とのことで、今後の展開が楽しみだ。

■会話OKのサウナ室「Base」
セルフロウリュができる「Base」もスペックが高い。4人ほどが定員となる比較的小規模なサウナ室でありながら、パワフルなサウナストーブを2基導入したオーバースペックぶり。「すぐに温まるのはもちろんですが、ロウリュによって体感温度も一気に上昇します。換気を行えばすぐに温度を下げることができますし、自分好みのコンディションを作りやすいサウナだと思います」と支配人の猿橋広康さんは話す。

会話OKのサウナ室「Base」。セルフロウリュもできる
会話OKのサウナ室「Base」。セルフロウリュもできる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


ちなみに、「Base」内においては会話もOK!「黙浴」「黙蒸」をルールとして掲げる施設が多いなか、仲間と一緒に楽しみたいサウナーにとっては朗報だろう。

■ミストサウナ室「Forest」
3つ目のサウナは、ミストサウナの「Forest」だ。設定温度は約50度と、ミストサウナとしてはやや高め。本格志向のサウナーには、「汗をかきづらい」と敬遠されがちなミストサウナではあるが、こちらの「Forest」はしっかり発汗を促してくれる。

ミストサウナの「Forest」。間接照明が癒やしの空間を演出してくれる
ミストサウナの「Forest」。間接照明が癒やしの空間を演出してくれる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

「Forest」内には寝サウナ、畳のあぐら席、リクライニング席という3タイプのブースを用意
「Forest」内には寝サウナ、畳のあぐら席、リクライニング席という3タイプのブースを用意 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


支配人がなによりこだわったのが、没入感やプライベート感。サウナ室内はブースで仕切られており、利用者同士の視線が交わらないように設計されている。プレオープン時には、「ミストサウナが期待以上に気持ちよかった」という声も多く届いたという。

■【パブリック】水温の違う2つの水風呂
コンディション抜群のサウナ室で蒸されたあとは、「Mountain」の出入口付近に設けられたガッシングシャワー(桶シャワー)やオーバーヘッドシャワー、掛け湯・掛け水などでしっかり汗を流して、お待ちかねの水風呂タイム。「SAUNA MONKEY」には、2つの水風呂が用意されている。

「Mountain」のすぐ近くにはガッシングシャワー(桶シャワー)も2基設置。一気に大量の水をかぶる爽快感を味わえる
「Mountain」のすぐ近くにはガッシングシャワー(桶シャワー)も2基設置。一気に大量の水をかぶる爽快感を味わえる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■水風呂「River」
メインの水風呂「River」。施設ロゴが壁面に大きく掲げられており、ゴージャスな印象を与えてくれる
メインの水風呂「River」。施設ロゴが壁面に大きく掲げられており、ゴージャスな印象を与えてくれる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


水温およそ15度に設定されているのが、メインの水風呂となる「River」だ。川を思わせる細長さのあるこちらの水風呂は、青いタイルと水の揺らぎが水中照明によって照らされ、視覚的にも清涼感を与えてくれる。もちろん水質も抜群で、しっかりとクールダウンすることができた。

■水風呂「Lake」
やや高めの水温に設定された水風呂の「Lake」。「River」でしっかりクールダウンしたあとの冷冷交代浴もおすすめ
やや高めの水温に設定された水風呂の「Lake」。「River」でしっかりクールダウンしたあとの冷冷交代浴もおすすめ / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


一方、「River」の目の前にあるのが、水温およそ25度の「Lake」だ。「River」からこちらの「Lake」に移り、“冷冷交代浴”を楽しむのもよさそうだ。水風呂が苦手というサウナ初心者は、最初からこちらの水風呂をチョイスするのもいいだろう。

■【パブリック】完璧なセッティングの休憩スペース「Heaven」
内気浴スペース「Heaven」には25脚のととのいチェアと、2つの寝転びスペースがある。カランも随所に用意されている
内気浴スペース「Heaven」には25脚のととのいチェアと、2つの寝転びスペースがある。カランも随所に用意されている / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


水風呂と隣接した場所には、「Heaven」と名付けられた内気浴スペースが広がっている。内気浴とはいえ、侮ることなかれ。サーキュレーターの役目を果たすシーリングファンが、心地のいい風を起こしてくれており、ビルの地下にいるとは到底思えない空間となっている。

「浴室と内気浴スペースの間には特殊な壁を設けていて、それぞれ別に空調管理をすることが心地よさの秘密。ととのっていただきやすいように、アロマを拡散させるなど、“Heaven”の世界を大切にしています」と支配人。

ドリンク類は、ロッカーキーに埋め込まれたICチップで購入可能
ドリンク類は、ロッカーキーに埋め込まれたICチップで購入可能 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


「Heaven」には有料のドリンクバーがあり、ととのいながら飲み物を楽しめるのも特長だ。2つのドリンクサーバーに用意された麦茶とポカリスエットは300円で飲み放題(ロッカーキーで精算可能)。そのほか、レッドブル(300円)やリアルゴールド(150円)など、1本単位で購入できる缶ドリンクも販売されている。すでにお気づきの読者も多いこととは思うが、リアルゴールドとポカリスエットをミックスしてサウナー御用達ドリンクを作るなどということも可能。ほとんどのととのいチェアには、ドリンクホルダーが用意されている点もポイントが高い。

■【パブリック】そのほかのポイント
こだわりポイントはほかにもある。ロッカールームには、化粧水と乳液、ドライヤーが用意されているほか、ウォータークーラーやマイボトル用の冷蔵庫もある。なお、月額契約制の個人用ロッカー(利用料3000円/月)があるので、マイシャンプーなどを置いておけば仕事帰りに利用しやすいというのもうれしい。また、サウナに特化した施設ながら、約40度に設定された温浴槽が設けられているのも非常に大きなポイントと言えそう。とにかく随所にこだわりを感じられる施設だ。

洗い場には、シャンプーやリンス、ボディーソープを完備。サウナマットも無料レンタルできる
洗い場には、シャンプーやリンス、ボディーソープを完備。サウナマットも無料レンタルできる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

右側の棚から、フェイスタオルとバスタオルを1枚ずつ取ってロッカーに向かう。オリジナルグッズにも注目だ
右側の棚から、フェイスタオルとバスタオルを1枚ずつ取ってロッカーに向かう。オリジナルグッズにも注目だ / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

パブリックの料金は自動精算機で行う。個室サウナは事前決済制だ
パブリックの料金は自動精算機で行う。個室サウナは事前決済制だ / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■【個室サウナ】女性も利用OK!ラグジュアリーな2つの個室
「SAUNA MONKEY」では、ここまで紹介してきたパブリック浴室に加えて、「Black Room」と「White Room」という趣の異なる個室サウナも2部屋完備している。こちらは完全予約制で、女性も利用することができる!

黒を基調とした「Black Room」。水風呂は2つの個室共通で水深約60センチと深め。3人同時に入れるほどの大きさだ
黒を基調とした「Black Room」。水風呂は2つの個室共通で水深約60センチと深め。3人同時に入れるほどの大きさだ / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


いずれの部屋も4人まで利用可能で、セルフロウリュが可能なサウナ室を備えている。サウナ室は4人が同時に入っても余裕のある広さ。2人で利用する際には、寝転ぶなど自由にサウナを楽しむことができそう!また、各個室には水風呂も完備。ビギナーでも入りやすい温度に設定されているが、好みに調整できるのが個室サウナのいいところだ。

白を基調とした「White Room」。防水加工が施されたソファがラグジュアリー感を演出してくれる
白を基調とした「White Room」。防水加工が施されたソファがラグジュアリー感を演出してくれる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


個室サウナには、ミネラルウォーターのサービスやワンランク上質なタオルが設置されていることに加えて、シャワーヘッドとドライヤーもReFa製のものを完備。事前決済制で、自分のスマホ画面に表示するQRコードを使ったセルフチェックインとなっているので、人と顔を合わせる機会も少なく、すっぴんだってへっちゃら!まさに至れり尽くせりで、パブリック浴室とはまた違ったこだわりを感じることができる。

なお、パブリック浴室はもちろん撮影禁止だが、個室サウナでは自由に撮影もOK。仲間と過ごすラグジュアリーなひとときをSNSに投稿することも可能だ。

■魅力的なサウナ施設を作り上げた“猿兄”
ロビーには、小上がりの休憩室を完備するなど、湯上がりタイムも充実。USBポートやWi-Fiが利用できるコワーキングスペースもあり、それぞれの目的に合った滞在ができそうだ。

ロビーではビール(600円)やレモンサワー(500円)などのアルコールも販売されている
ロビーではビール(600円)やレモンサワー(500円)などのアルコールも販売されている / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

支配人の猿橋広康さん。「SAUNA MONKEY」の母体となる企業で飲食業、建設業の現場監督などさまざまな職種を経験してきた
支配人の猿橋広康さん。「SAUNA MONKEY」の母体となる企業で飲食業、建設業の現場監督などさまざまな職種を経験してきた / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


この素晴らしいサウナを築き上げたのは、“猿兄”こと猿橋広康さん。施設名となっている“MONKEY”は、猿橋さんの名字からとっている。「施設に自分の名前を冠するのは誇らしい半面、『しっかりやらなくちゃ』というプレッシャーも感じます」と話す。

もともとは行った銭湯にサウナがあれば入る程度だったという猿橋さん。しかし、「SAUNA MONKEY」の開業を決めてからは多くのサウナ施設を視察し、サウナの奥深さに魅了されていったという。

入館から精算まで一貫して、靴箱と兼用のロッカーキーで行うことができる
入館から精算まで一貫して、靴箱と兼用のロッカーキーで行うことができる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


「首都圏のサウナを中心に、70施設以上は巡ったでしょうか。サウナ室のコンディションや動線にいたるまで、かなり研究させていただきました。しかし、本当に大事なのはハードよりソフト。『SAUNA MONKEY』のオープンに合わせて、心の底からサウナを愛するスタッフたちが集まってくれたので、一緒にいい施設にしていきたいです」と締めくくる猿橋さん。

ビルの地下にあるとは思えないほど、広大で開放的な空間が広がっている
ビルの地下にあるとは思えないほど、広大で開放的な空間が広がっている / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


いよいよ歩みをはじめた「SAUNA MONKEY」。東海地方を代表する施設として、これからのサウナシーンを牽引してくれる存在になりそうだ。


【取材・文=安田淳/撮影=古川寛二】

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