イタリアンレストラン「Le Orme(レ オルメ)」(船橋市宮本1)が5月8日、船橋大神宮近くの本町通り沿いにオープンする。(船橋経済新聞)
船橋大神宮前の落ち着いた場所に開店
店主は、DIC川村記念美術館(佐倉市坂戸)内のレストラン「ベルヴェデーレ」を11年経営した和田拓巳さん。22歳で料理の道に入り、東京・神楽坂のイタリア料理店などで修業を積んだ後、縁あって「ベルヴェデーレ」を開いた。同館休館に伴い閉店することになり、今回、船橋で新たな挑戦に踏み出す。和田さんは市川市出身だが学生時代を船橋で過ごし、実家も近いことから、「学生時代によく訪れていた船橋に、恩返しの気持ちを込めて店を開くことにした」と話す。
店名の「Le Orme」は、イタリア語で「足跡」「軌跡」を意味する言葉。「これまでのキャリアや人との出会いを大切にし、新たな歩みを刻む店にしたいとの思いを込めた」という。店内は12席から最大14席を用意。「小規模な落ち着いた雰囲気の中、大切な人との特別な時間を演出することを目指す」と和田さん。
メニューは、ランチ(4,400円、6,600円)、ディナー(6,600円、8,800円)ともにコースを中心に用意。地元野菜を使った「軽やかな」イタリアンが特徴で、「食後に重たさを感じさせない料理を心がけている」という。ドリンクはイタリアワイン中心に、地元・千葉県産クラフトビール「ロコビア」も取り扱う。
「記念日や久々の再会など、落ち着いた時間を過ごしたい大人向けの利用を想定している」という和田さん。「これまでの経験と人とのつながりを大切にしながら、この街に新たな足跡を残していきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は、11時~14時30分、17時30分~21時。月曜定休。