経堂・西通り「つきや酒店」角打ちで限定メニュー「ブドウの新芽の天ぷら」

  • 2025年5月3日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 経堂西通り商店会の「つきや酒店」(世田谷区経堂3)に併設する角打ち「つきやのsumi」(経堂3)で現在、「ブドウの新芽の天ぷら」が期間限定で提供されている。(経堂経済新聞)

 ブドウの新芽の天ぷら

 ブドウの新芽は、東京ワイナリー(練馬区)が栽培する「小公子(しょうこうし)」という品種を用意する。東京ワイナリーが小公子で造るワインはまだないが、将来を見据えて小公子を栽培しているという。小公子の新芽は量が限られているため、同店では小公子以外の品種の新芽も仕入れる予定。

 4代目店主の柱知香良(ちから)さんは「このメニューは日本酒・ワイン・ビールと非常に相性が良い。今回はブドウの新芽の天ぷらに相性の良い日本酒かワインを合わせて気軽に楽しめるセット(1,000円)にした」と話す。セットの日本酒やワインも銘柄が決まっておらず、知香良さんが薦める数種類の中から選べ、それ以外にも好みのものがあれば提供するという。

 ブドウの新芽の天ぷらは葉、芽、つると、さまざまな部位が味わえる。素材そのものも珍しいが、天ぷらにしたものにグラニュー糖と塩をかけて提供する食べ方は同店オリジナルだという。メニューを考案した知香良さんの母親の潔子(きよこ)さんは「ここ数日、なぜグラニュー糖をかけるようになったのかずっと考えていたが、ブドウのつるを練り込んだサーターアンダギーにかけたグラニュー糖が偶然天ぷらにかかったことから思いついたことを思い出した」と誕生の経緯を明かす。

 知香良さんは「この時期だけの春の風物詩として楽しんでほしい。限定なので予約が必要だが、5月10日ごろまでは提供できるかもしれない」とも。

 角打ちの営業時間は15時~21時(土曜は13時~)。日曜・祝日・月曜定休。

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