「でも」「だって」「どうせ」が口ぐせの人は要注意!貧乏を抜け出すための習慣とは?

  • 2025年5月3日
  • All About

「どうせ私なんて……」「でもそんな余裕ないし……」「だって無理でしょ?」。日々の言葉づかいは、思っている以上に「お金との付き合い方」に影響を与えています。今回は、やめた方がいい「口ぐせ」と、お金に好かれる習慣へ変えるためのヒントをご紹介します。
「どうせ私なんて……」「でもそんな余裕ないし……」「だって無理でしょ?」こんな口ぐせ、ついつい言ってしまっていませんか?

一見、何気ない言葉のように思えるかもしれませんが、自分自身の可能性や行動を制限してしまいがちで、「お金が貯まりにくい人」がよく口にします。

一方、お金に余裕のある人は、シンプルで前向きな言葉を選ぶ傾向があります。日々の言葉づかいは、思っている以上に「お金との付き合い方」にも影響を与えているものです。

今回は、よくある3つの「口ぐせ」に注目して、お金に好かれる習慣へ変えていくヒントをご紹介します。

■貧乏になる口ぐせ1:「どうせ」は「変われない前提」を作る
「どうせ私にはムリ」「どうせうまくいかない」などの言葉の裏にあるのは、「やる前からあきらめる姿勢」。こうした言葉を繰り返し使っていると、「どうせ変わらない」と自分の未来に期待しなくなり、今の状況をよくするための行動さえしなくなってしまいます。

例えば、「どうせ給料は増えない」と思えば、スキルアップの勉強や副業に踏み出すこともなく、数年後も同じ生活のままとなってしまうでしょう。

けれど、「こんなふうになったらいいな」と思い描けば、未来への可能性が開かれていくものです。

▼口ぐせを直すための習慣は?「どうせ私にはムリ」ではなく、「もしかしたらできるかも」「やってみようかな」と少し前向きな言葉に言い換えてみましょう。

例えば、「どうせ給料は上がらない」と決めつけるのではなく、「新しいスキルを身につけたら給料が増えるかもしれない」と考えてみると、自然と行動が変わってきます。

前向きな言葉を使うことで、小さな挑戦ができるようになり、結果的にチャンスを引き寄せやすくなりますよ。

■貧乏になる口ぐせ2:「でも」は「行動しない」ための言い訳となる
「始めた方がいいのは分かっている。でも時間がなくて……」
「投資に興味はある。でも怖くてできない」

一見、正直な気持ちに聞こえるかもしれませんが、「でも」は挑戦から遠ざかってしまう言葉です。言い訳のつもりがなくても、行動を止めるブレーキになってしまいます。

お金に余裕のある人は、できない理由を並べるのではなく、「どうすればできるか?」を考える習慣が身についています。その結果、「行動につながる前向きな言葉」を選ぶのがとても上手です。

▼口ぐせを直すための習慣は?例えば、「でも時間がなくて……」と思ったら、「時間がない、だからこそ5分だけでもやってみよう」と言い換えてみましょう。そうすることで、行動に踏み出す力が湧いてきます。

「でも」を「だからこそ」に置き換えてみましょう。少し言葉を変えるだけで、行動が後押しされ、気持ちも前向きになります。

■貧乏になる口ぐせ3:「だって」は「無責任さ」を増幅する
「だって周りがそう言うし……」「だってお金ないもん」

この言葉は、自分の選択や状況を「他人や環境のせい」にしてしまう口ぐせです。

もちろん、全てが自分の責任じゃないかもしれません。でも、自分の行動を変えなければ、未来も変わりません。

お金持ちは、「自分の人生のハンドルは自分で握る」という意識を持っています。自分が選んで、自分で変えていく。そうしたマインドの結果として、豊かなお金の流れをつくりだすのです。

▼口ぐせを直すための習慣は?「だって」の代わりに「私はこうする」と言ってみましょう。小さなことでも、自分で決めて動くクセをつけると、自信が生まれ、お金に対する前向きな行動が生まれるはずです。

■口ぐせを変えると、人生が変わるかも?
「どうせ」「でも」「だって」……この3つの口ぐせに気付いたら、「もしかしたらできるかも」「だからこそ」「私はこうする」に置き換えてみましょう。言葉を変えるだけで、お金との付き合い方にも変化が生まれることでしょう。

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方を発信。3匹の保護猫と暮らす。All About おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド。

舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

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