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安田愛里「ラストアイドルに貢献できるような“おなご”になれるようにがんばります!」

  • 2021年3月13日
  • Walkerplus

アイドルグループ、ラストアイドルの中心メンバー、安田愛里。所属事務所をサンミュージックからツインプラネットに移籍したことを自身のTwitterにて発表、新たなスタートを切った。そんな安田が、4月3日(土)から東京・渋谷の「Bunkamura シアターコクーン」にて公演が開催される「フラガール - dance for smile -」に出演する。乃木坂46の樋口日奈、AKB48の山内瑞葵と共演、オリジナルキャラクターとしてフラガールのメンバーとして出演する安田に舞台のことを聞いた。

――まずは、この舞台に出演が決まったときの気持ちを教えてください。

【安田愛里】これまでこんなに大きな舞台には出演したことがなかったので、出演が決まったときはうれしくて、本当に楽しみだと思いました。とにかくフラダンスが好きで、「フラガール」の舞台も観に行きましたし、「スパリゾートハワイアンズ」にもよく行くんですけど、その度にポリネシアンショーを観ています。また、ハワイやグアムに旅行に行ったときもショーは必ず観るくらいです。

いつも観た後に感化されて、見よう見まねでフラダンスを踊ってみたりしてるんですけど、本当に難しいので、舞台に出演するのはうれしいけど、「フラダンスを踊らなければいけない」というのが後からやってきて、どうしようと不安になっています。

しかも、今回は前回と違って、フラダンスとポリネシアンダンスと両方とも踊らなければならないんです。同じように見えて、脚の使い方もぜんぜん違っていて、いまはまだそれぞれ1回ずつレッスンが終わった直後なんですけど、難しすぎて泣いています。今は“心が大洪水”で、その日にマネージャーさんに涙のスタンプをいっぱい送りました!(笑)

樋口日奈さんも山内瑞葵さんもダンスが上手で、私はラストアイドルのなかでも、一番ダンスがうまくないことで有名じゃないですか! だから早速ついていけないと思って、足だけ引っ張るみたいになっているので、ひたすら「ごめんなさい」と思いながら、なんとか頑張っています。

――大変そうですね。でもこれまでラストアイドルは「歩く芸術」「最高難度ダンス」「殺陣」など、数々の難しい試練を乗り切ってきましたよね。今回もきっと乗り切れますね。

【安田愛里】試練を乗り越えるメンタルは、ラストアイドルで培ってきたと思っていますので、がんばります! 私の祖父は福島出身で、福島にゆかりのある「スパリゾートハワイアンズ」に関連する舞台に出演できることを本当にうれしく思っています。

――今回は、ラストアイドルを代表してソロでの出演になりますね。

【安田愛里】はい。ラストアイドルのメンバーがいろんな分野で活躍することで、ラストアイドルを知ってもらえるきっかけになると思っているので、今回の私の舞台への出演もラストアイドルのためにもがんばります。

この舞台は自分にとって、よく言えばチャンスだと思っています。逆に言えば、自分のものにできなかったら次に繋がらないと思うので、全力で望みます。お芝居からもずっと離れていたので、また一から勉強できるのも本当にありがたい環境ですし、得るものは大きいと思っています。

――ダンス以外で、難しいなと感じていることはありますか?

【安田愛里】福島の方言も難しいと思います。台本をいただくのも久しぶりですし、長い台詞を覚えるのも大丈夫かなと心配です。最近は活字に慣れておこうと思って、家にある本をあさって読んでいます。

――演じる役はどんな雰囲気ですか?

【安田愛里】前作にはないオリジナルキャラクターでフラガールのメンバーのひとりを演じます。演出の方に初めてお会いした時に、私を見てちょっと設定を変えようかなとおしゃってました。

――どんな感じになるか楽しみですね。

【安田愛里】私は面構えは、やさしい系ではなく、凛々しい感じだとは思うので、そんな設定になるかもしれません。

――どんなふうに演じてみようかなと思っていますか?

【安田愛里】前作の舞台を観にいったときに、ひとりひとりのキャラクターが違っていておもしろいなと思いました。私の演じる役は前作にないということで、よく言えばお手本がないというか、型がないので、その役を生かすも殺すも自分次第。比べられるものがなく、役を一から作れるチャンスでもあるので、しっかりと役と向き合いたいなと思っています。

――ラストアイドルとしてパーフォーマンスをしているときとまた違った安田さんの活躍を見るのが楽しみです。どんどん忙しくなってきているとは思いますが、お家ではどんな過ごし方をされていますか?

【安田愛里】最近は食事を見直そうと思って、すごくお料理にハマってます。本当は自分で作らなくてもお母さんに作ってもらえる環境なんですけど、お休みでお家にいるときに、やってもらうばかりではダメだなと、お休みの日でもお仕事があるときと同じように生活しようと思いました。
マックスでも7時間しか寝ないようにして、絶対に朝は起きて身なりも整えて、家事も、手伝いとかではなく、自分でやるというふうに変えていって、その一環として、料理を始めました。
お家にいるときに、食生活を変えていないので体を動かさないことでめちゃくちゃ太ってしまって…。アイドルの活動もあまりしていないのに、体型までどんどん崩れていくのは良くないと思い、いつ見られてもいいように、食生活を見直し始めてからお料理にハマりました。毎日、自分で調べては何かしら作っています。家族に食べてもらうのも楽しいです。

――お母さんから絶賛された料理は何ですか?

【安田愛里】お母さんが大好きだと言ってくれるのはベーグルです。私は朝、あまり食べないんですけど、ちょっと早めのランチということで、毎日、一からパンを作っています。ホワイトチョコと紅茶のベーグルはお母さんのなかでヒットらしく、「何食べたい?」と聞くと、必ずそれを言われます。

夜はお母さんと一緒に作っています。いちばん好きなのは料理の盛り付けです。食器とかを見るのが好きで、合羽橋にお母さんと一緒に行って食器を集めに行ったりするぐらいです。毎日、違う盛り付けをして映えるようにしています。

――最後にファンの皆さんへ、ひと言お願いします。

【安田愛里】事務所を移籍しても中身は何も変わっていないので、ラストアイドルに貢献できるような“おなご”になれるようにがんばります! 温かく見守っていただければと思います。お願いします!

取材・文=野木原晃一

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