
11月27日(金)放送の『片っ端から喫茶店』(24時46分〜、テレビ大阪)では、女優のどんぐりが大阪・本町にある純喫茶へと足を運ぶ。懐かしさあふれるメロンソーダと、人気のプリンを満喫するどんぐり。番組最後には店にぴったりの文庫本を紹介する。
■レトロかわいい空間で、メロンソーダ&名物プリンを
女優のどんぐりが、日本一喫茶店の多い大阪で東西南北片っ端から喫茶店を巡るという新番組『片っ端から喫茶店』。
今回訪れたのは、船場センタービル10号館B1にある「純喫茶ヒロ」。到着するやいなや、店頭の手書きポップに反応し「親しみがありますね」と、笑顔のどんぐり。
昭和42年に堺筋本町で創業したというこちらの喫茶店。レンガ造りの店内や、歩く度にぎゅっぎゅっときしむ床など、店内にいるだけでレトロな雰囲気を満喫できる。
母娘で営業を続けてきたという温かな雰囲気の店。そんな店の歴史を聞いていると、オーダーしていた名物のメロンソーダが到着。「久しぶり!」と、テンションが上がるどんぐり。メロンシロップを炭酸で割るという、極めてシンプルなメロンソーダをひと口飲み、「ああ、おいしい〜!」とほっこりした表情を見せた。
そして「ヒロ」という店名の意外な由来に耳を傾けていると、スイーツメニューを代表する自家製プリンがテーブルに。どんぐりはひと目見て、「わ〜、でっかい!すごい!」と声を上げる。
乳脂肪分の高い牛乳を使ってコクを出し、1時間以上かけて焼き上げてプルンプルンの食感にしたりと、店のこだわりを聞いて納得の様子。食べ進めると、改めて「おいしいです!」と微笑む。バナナやブドウなど、盛り付けられた大きなフルーツとともに、純喫茶ならではのプリンを堪能した。
■プリンがさらにおいしく感じられる、必読の1冊
この店で読むのにピッタリな本として、どんぐりが紹介したのは『最初の、ひとくち』。イラストレーターやエッセイストとして活躍する、益田ミリ氏の短編エッセイだ。パフェやカフェオレなど、今でこそ定着した数々のグルメとの出合いや、口にした瞬間の衝撃を丁寧に描く。この本を読めばきっと、懐かしさを感じさせるプリンの虜となるだろう。
こだわりのレトロな内装や、店名の意外な由来も気になる今放送は、11月27日(金)24時46分から放送される。