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国内外で話題の「洗顔ものまね」がクイズになりさらに人気!次に作りたい作品は…?

  • 2020年8月22日
  • Walkerplus

SNSで話題となり、今ではテレビなどでも紹介されている「洗顔ものまね」をご存知だろうか。美術家の杉浦由梨さん(@sugiura16738120)が始めたもので、その名の通り洗顔に使う泡で、自らの顔をキャンバスに著名人の顔を作る、というものだ。
最近はクイズ形式で発信しており、さらにファンが盛り上がっているなか、今回は杉浦さんに取材を敢行。「洗顔ものまね」を始めたきっかけやお気に入りの作品を聞いた。


■本当にそっくりな洗顔ものまね。作成のきっかけやコツとは?
ーー洗顔ものまねを始めたきっかけを教えてください。
【杉浦さん】自身が普段から乾燥肌に悩んでおり、2年ほど前に「あらかじめ泡だてた洗顔料を顔に乗せるだけでいい」という洗顔法を試してみました。その時、鏡に映った自分の顔が泡のお面をつけているようでおかしく感じ、いろんな顔にして遊んだことが始まりです。

ーー洗顔ものまねのコツはありますか?
【杉浦さん】制作する前に被写体の方のお顔をよく観察することです。私は似顔絵を描き、それを見ながら洗顔をしています。泡は数分で垂れてしまうため、できるだけ早く作れるように事前のイメージトレーニングに一番時間をかけています。


■日常的な行為、洗顔をものまねに!その魅力に迫る
ーー杉浦さんの思う洗顔ものまねの魅力はどのような点にあるのでしょうか?
【杉浦さん】私は「洗顔」という、日常的な行為にあると思っています。洗顔中の泡で自分の顔が毎日違うものになること、残すことができないもの、ということに何気ない日々に変化や貴重さを感じて、この活動を続けています。
また泡の形の変化を、土台である私の顔を知らない方でも楽しんでいただけるように著名人の方のお顔を作るようになりました。それが「洗顔ものまね」としてたくさんの方に見ていただけるようになり、お陰様で今日まで楽しく制作を続けさせていただいています。 
ただ、私としては洗顔でできた造形だけが完成ではなく、行為そのものやシリーズを通して「日々」を感じられた時に成立すると考えています。そのため、いろいろ試しながらではありますが最近はプロセスから楽しんでいただけるようにリアルタイムでの公開制作をし、見ていただいている方と「その瞬間」を共有させていただいています。


ーーこれまでの洗顔ものまねのなかで、特にお気に入りの作品を教えてください
【杉浦さん】「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」のメンバーの5人の皆さん(松本人志さん、浜田雅功さん、月亭方正さん、遠藤章造さん、田中直樹さん)を洗顔で全員制作することができました。大好きな番組の大好きな方達なのでとてもお気に入りです。



■「洗顔ものまね」をクイズ化!見ている人が楽しめる作品に
ーー作品をクイズ形式で発信するきっかけ、そのあとの反響について教えてください。
【杉浦さん】きっかけの一つに、7月にテレビのクイズ番組の問題として洗顔ものまねを出題していただいた事があります。もしも成立するのならば…と思い、見ていただいている方により楽しんでいただけるようにリアルタイムでの配信に加えて被写体の方のお名前を伏せた状態で行っています。
その結果、制作中にたくさんの方から予想のコメントをいいただき、とても楽しいです。「洗顔ものまね」が今までも見ていただいている方の想像力により成り立っているため、色んなご意見がいただけて非常にうれしく思います。また今後もいろんな制作方法や発表方法で続けていきたいです。


ーー今後ものまねをしてみたい顔はありますか?
【杉浦さん】これまで洗顔ものまねをするときは、その日観た映画やテレビ、ネットなどで「いいお顔だな」と思った方を作ってきました。これからもいろんなものを見てたくさんの方を作っていきたいと思います。また、リアルタイム配信を海外の方にも見ていただけているので、外国人の方も作っていきたいです。

日々進化し、楽しませてくれる杉浦由梨さんの「洗顔ものまね」。これからの新しい作品、クイズに要注目だ。

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