
上空を流れるような美しい姿で飛ぶ鶴を折り紙手芸で作りました。羽はくるりを弧を描くので、色紙に固定したりところどころのりづけして形を整えましょう。躍動的で目を惹く作品です!
はじめに|折り紙手芸の基礎・記号の見方
基礎・記号の見方は、別記事で紹介しています。
作品を作り始める前に、まずはチェックしましょう!
【折り紙手芸の基礎】はこちらから
【記号の見方】
必要な材料
★できあがり寸法
胴の長さ=約15cm
羽の幅=約18cm
首から頭=約6cm
●紙
・5cm×9cm 白 53枚
・5cm×9cm 黒 15枚
・4cm×7cm 白 16枚
・4cm×7cm 赤 1枚
●目
・直径6mm 2個(動眼)
組立図
★組み立て図はさかさまに置いた形を表わしています。
作り方
01 頭から作ります。小さいパーツを使います。1段目と2段目はパーツを逆向きにかぶせます。

02 3段目は2段目と同じ向きで、白のパーツを1枚かぶせます。『表ざし』

03 4段目は『表ざし』で白のパーツを2枚かぶせます。

04 5段目は『表ざし』で白のパーツを1枚かぶせます。両端の三角部分は残っています。

05 6段目は『表ざし』で白のパーツを2枚かぶせます。両端のポケットには4段目の三角部分を入れます。

06 7段目は『表ざし』で白のパーツを1枚かぶせます。6段目の両端の三角部分は残っています。

07 12段目まで2枚、1枚とくり返して、『表ざし』でかぶせます。

08 13段目からは大きいパーツを使います。13段目は『表ざし』で白のパーツを3枚かぶせます。両端のパーツは内側のポケットだけを使います。

09 14段目は『表ざし』で白のパーツを4枚かぶせます。両端のパーツは内側のポケットだけを使います。

10 15段目は『表ざし』で、まん中に黒のパーツをかぶせます。

11 黒のパーツの隣に『表ざし』で白のパーツを2枚ずつかぶせます。両端のパーツは内側のポケットだけを使います。15段目は白4枚、黒1枚。

12 16段目は白4枚、黒2枚のパーツを『表ざし』でかぶせます。(組み立て図参照)

13 17段目は『表ざし』で5枚かぶせますが、一番端は一つのポケットに三角部分を2枚入れます。

14 18段目は『表ざし』で4枚かぶせます。17段目の両端の三角部分は残っています。

15 19段目は『表ざし』で3枚かぶせます。18段目の両端の三角部分は残っています。

16 20段目は『表ざし』で黒2枚をかぶせます。19段目の両端の三角部分は残っています。

17 21段目は『表ざし』で3枚かぶせます。21段目の両端の黒のパーツは内側のポケットだけを使い、19段目の白のパーツにかぶせないようにします。

18 22段目は『表ざし』で黒1枚をかぶせます。

19 23段目は『表ざし』で黒2枚をかぶせます。23段目の両端のポケットには、21段目の黒のパーツの三角部分を入れます。

20 裏返してパーツの間にボンドをさし込んでのりづけします。

21 羽根を作ります。ポケットを半分ずらしながらかぶせる方法です。とんがり部分を自分の方に向け、のりづけしながらかぶせます。(深くさし込める所まで)

22 15枚ずつ『表ざし』で重ねて左右対称に羽根を作ります。

23 羽根を胴の16段目にさし込んでのりづけします。(反対側も同じ)

24 眼をつけて、できあがり。
本「はじめての折り紙手芸」の紹介
ご紹介した『折り紙手芸「 大空にはばたく雄大な鶴』のレシピを掲載している本はこちらです。

三角に折った紙をつなぎ合わせて作る、亀、鶴、宝船、ふくろう、ペンギンなどのいろいろなモチーフを詳しい作り方付きで掲載。
こちらもおすすめ!折り紙のレシピ
『折り紙手芸「 大空にはばたく雄大な鶴』に興味のある方にぜひおすすめしたい、折り紙に関する本をご紹介します。