今日2日の東海地方は、局地的に土砂降りの雨となっています。午後も激しい雷雨になる所があり、道路が一気に川のようになる恐れがあります。周囲の状況変化に注意してください。ゴールデンウィーク後半は、行楽日和が多くなりますが、6日(火)は広く雨が降りそうです。
三重県の熊野市新鹿では、午前10時19分までの1時間に55.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。三重県南部には、大雨警報が発表されている地域があります。
日本海を進む低気圧から延びる気圧の谷や、本州の南を進む低気圧に伴う雨雲が南北に広がり、近畿から東海地方を通過しています。
地上付近には低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空には寒気が入っているため、午後も大気の不安定な状態が続く見込みです。
東海地方は、夕方にかけて、局地的に激しい雷雨の恐れがあります。雨雲の動きは速いですが、短い時間にバケツをひっくり返したような雨が降り、道路が一気に川のようになる所もありそうです。また、アンダーパスなど低い土地の浸水にも注意が必要です。スマートフォンなどで、雨雲レーダーを確認し、周囲の雨雲の状況を確認するようにしてください。発達した雨雲が近づく際には、建物内に移動するなど、安全確保に努めましょう。
夕方には、雨の止む所が多いでしょう。静岡県では、夜のはじめ頃まで雨の降る所がありますが、次第に止む見込みです。
ゴールデンウィーク期間中で、高速道路を運転される方も多いと思います。高速道路を運転している際、突然の豪雨に遭遇した場合は、無理な運転はしないようにしましょう。
ワイパーを速く動かしても拭いきれないほどの雨に、道路上には水がたまり、周囲の車の水しぶきなどの影響で、視界がかなり悪くなります。
速度を落として車間距離を保ち、安全運転を心がけてください。また、最寄りのサービスエリアやパーキングエリアに避難して、雨雲が去るのを待つのも良い選択です。
明日3日は、低気圧は東へ離れ、天気が回復するでしょう。日中は、高気圧に覆われ、広く安定して晴れる見込みです。最高気温は25℃以上の夏日の所がありますが、空気は乾燥するため、日陰では過ごしやすく感じられそうです。
4日(日)は、朝にかけて、気圧の谷の影響で雨の降る所があるでしょう。日中は、天気が回復するため、お出かけを楽しめそうです。
5日(月)は、大体晴れて、行楽日和になるでしょう。午後は次第に雲が広がりますが、今のところ、雨は降らない見込みです。
6日(火)は、広い範囲で雨が降るでしょう。前線や低気圧が本州付近を通過するため、朝から夜にかけて、雨の降る所が多くなる見込みです。雨のタイミングが早まる可能性もありますが、お出かけにはあいにくの天気となりそうです。連休最終日は、自宅でゆっくりするのも良さそうです。
7日(水)は、朝まで雨の残る所がありますが、日中は各地で晴れそうです。8日(木)は、早くも天気はゆっくり下り坂で、9日(金)は、広く雨が降る見込みです。
ゴールデンウィーク後半は、日ごとの天気や気温の変化が大きくなりそうです。体調管理に気をつけながら、良い連休後半をお過ごしください。