緑のgooでは幸せを運ぶ蝶 オオルリシジミを守ろうプロジェクトを実施中です!
1日1回、サイトにアクセスして「オオルリシジミの保全に賛同する」を押していただけた数×10円を、オオルリシジミ保全のため、日本自然保護協会に支援します。キャンペーン期間中、毎日アクセスして賛同いただければ、その分だけオオルリシジミのすむ環境を増やすことができます。
緑のgooでは、日本自然保護協会と共同で、幸せを運ぶ青い蝶 オオルリシジミを守ろう!キャンペーンを実施中です。
このキャンペーンをより理解していただくためのイベント「食べて守ろうオオルリシジミ ~幸せな青い蝶とあか牛の意外な関係~」を都内で開催しました。今回は、インスタグラマーやそのご家族など20人ほど集まり、オオルリシジミについて学びました。
まずは日本自然保護協会の岩橋 大悟氏からは、「自然を守っていく大切さは・・?」をテーマに、自然保護を身近なものということをお話しいただきました。
講義では、「コアラのマーチ」「阪神タイガース」「マグロ」「うな重」「めだかの学校」など、普段よく見る生き物が実はすべて絶滅危惧種になっていることをお話しいただき、普段、当たり前のようにあるものが、将来なくなってしまう可能性があることを知り、参加者の皆さまはビックリしていました。
そんな絶滅危惧種を守るため、日本自然保護協会では「草原とオオルリシジミ」「山とイヌワシ」「四国のツキノワグマ」などの保全活動を行っています。
さらに日本自然保護協会では、企業との取り組みも紹介。「カシオ計算機」とコラボレーションした「赤谷のイヌワシモチーフ PRO TREK特別モデル」や「LUSH オオルリシジミモデルのバスボム」など、購入するだけで、自然保護への寄付や自然を活かした地域づくりにつながることを説明いただきました。
最後に、SDGs(Sustainable Development Goals)についても触れました。「持続可能な開発目標」として全世界で取り組んでいる17の目標があります。自然保護では「6:安全な水とトイレを世界中に」や「14:海の豊かさを守ろう」や「15:陸の豊かさを守ろう」などがあり、全世界で見ても、自然保護や生物多様性保全はSDGsの根幹にあるということを説明いただきました。
オオルリシジミを約10年以上研究している江田 慧子先生からは、「オオルリシジミが教えてくれること」をテーマに、オオルリシジミについて説明いただきました。
イベント冒頭、参加者にオオルリシジミと聞いてイメージするものは「貝」でした。
貝のシジミと形が似ていて貝のシジミのように小さいので、あながち間違いではありません。オオルリシジミのメスには黒斑があることについて、参加者のお子様は興味津々でした。
イベントでは、貴重なオオルリシジミの標本も展示しました。
そんなオオルリシジミは、1年で5~6月にしか見られず、九州の阿蘇地方と長野県の3ヵ所にしか生息していないとても希少なチョウです。絶滅危惧Ⅰ類に属しており、将来オオルリシジミを見ることができなくなる可能性があります。
オオルリシジミの一生
オオルリシジミはキケンな蝶?
オオルリシジミを守るにはどうすればいいか。実は野焼きと放牧でオオルリシジミは守られていることを説明しました。
蝶は何を食べている?
クララは可憐な少女なの?
寂しがりやなオオルリシジミ
あか牛を100g食べるとおよそ4畳半の草原が維持できます。(環境省自然再生プロジェクトより)そのあか牛を放牧すると、毒草であるクララ以外の草を食べるので、クララが残る草原が維持されます。結果、オオルリシジミの保全につながります。
最後に江田先生は、「遠くにいてもオオルリシジミを守りたい」「たくさんの普通の人に知ってもらいたい」「楽しく支援したい!」という思いを参加者に持ってほしいとメッセージを送りました。
オオルリシジミとあか牛の意外な関係を学んだあとには、そのあか牛を使用した料理と赤谷の森の自然の恵みを使った料理を食べて、自然活動を行いました。今回の料理は、たくみの里食堂からシェフの福井則央さんにお越しいただき、素晴らしい料理を提供してくれました。
参加者の皆さまも、楽しく料理を食べ、料理を持ち帰って食べることで自然活動を行い、イベントを終了しました。
緑のgooでは、「幸せを運ぶ青い蝶 オオルリシジミを守ろうキャンペーン」を実施中です。「オオルリシジミの保全に賛同する」ボタンを押していただけた数×10円をオオルリシジミ保全のために支援します。
このイベントのインスタグラマーの投稿をきっかけで、オオルリシジミのことを知ったり興味を持ってご賛同いただけており、感謝しています。引き続き、本活動でオオルリシジミの住む環境を守っていければと思います。