「サクランボ」編 クラフティー
Clafoutis
クラフティの起源はフランス中部リムザン地方のお菓子で、リムザン地方コレーズ県名産のサクランボ(ダークチェリー)をクレープの生地と合わせて焼き上げたシンプルな焼き菓子だと言われています。
リムザン地方では「地元のサクランボが入っていなければ、クラフティでは無い」と言う人もいるらしいのですが、そんなのは私たちには不可能に近いこと。とりあえずサクランボが入っていればいいのでは?と思っていしまいます。ちなみに私が初めてクラフティーを食べたときの中身はリンゴでした…。まっいいか!
ダークチェリーが本来の姿のようですが、今回は国産の「佐藤錦」!高級です! でも…、市場の素晴らしいところは、ちょっといたんでたりする「訳あり」は格安になること!今回も「焼き菓子に入れる」と言ったら、これ以上は熟せない(要するにいたむ寸前)サクランボを格安で、ご提供いただきました。
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《材料〜24cm型〜》
- さくらんぼ 20個くらい
- 卵 3個
- 砂糖 120g
- 薄力粉 120g
- 生クリーム 200cc
- 溶かしバター 50g
- キルシュ 大さじ1
《ダッチオーブンの準備》
- 上火がメインで予熱をしておくこと。200度くらい。(ちょっと熱めに予熱って感じです)
- トライベット(上げ底にする台)を入れてダッチオーブンの底に直接型があたらないようにしましょう。
《調理》
- さくらんぼは洗って水気を切ってから種を抜く。
- ボウルに卵と砂糖を入れてよく混ぜ、薄力粉を加えてさらに混ぜる。
- 生クリーム、溶かしバター、キルシュを加えてさらに混ぜる。
※ もともとクレープの生地とあわせて焼いたお菓子ですので、ここでクレープのように滑らかな生地を作りましょう!
- 型にバター(分量外)を塗りさくらんぼを並べる。
※ 今回はパイシートをバターを塗った型に敷き詰めました。これもOK!
- そっと生地を流し込み、ダッチオーブンに入れる。上火は自然に 落としていくようにしながら30分ほど焼く。
途中で中の様子を確認しながら蓋を90度ずつ回転させて、焼きムラがでないようにすれば完璧です!
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今回は2つのレシピをご紹介しました。 今回は外で調理をしよう! と思ったのでダッチオーブンを使いましたが、こだわる必要はありません。おこわは土鍋でも炊けますし、炊飯器ならもっと手軽です。 クラフティは家庭のオーブンで焼き上げた方が簡単です。 でも、外で料理をするのも素敵な時間ですよ!
レシピのアレンジはご自由にどうぞ! 「鶏ゴボウおこわ枝豆入り」は本格的に出汁をとってもいいですし、具材を増やしてもよし! 「クラフティ」は季節に応じて他のフルーツにしても楽しめます。食べるときに、バニラアイスやホイップクリームを添えるとお洒落度が上がり、女性に喜ばれます。 いろいろなアレンジで「旬」を召し上がってください。
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