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Vol.22 里山で無農薬の米作りに挑戦!
LOHASコンシェルジェ 信田陽吉さん

  • 2012年7月1日

次の世代へつなぐ

 信田さんは、4歳と1歳のお孫さんと暮らしています。初めての孫が生まれたときのお祝いに二つのプレゼントをしました。ひとつは、出産時のさい帯血から幹細胞を分離して冷凍保存しておくこと。「ステムセル研究所」が始めた事業です。

ペンキ塗り
ペンキ塗り
100 年住宅のログハウスはメンテナンスが欠かせ ません。3年おきのペンキ塗りは、家族総出で
 「6年ほど前に仕事で知ったので、孫が生まれたら是非、プレゼントしようと思っていました。万一に備える仕組みで命をつなぐことができたら、素晴らしいことです。ステムセル研究所に出産前に申し込むと、出産する産科に採取キットを届けてくれます。医師が出産時に採取したら、研究所に送って幹細胞を取り出して冷凍保存してくれます。いつの日か、再生医療が進んだときに“自分の幹細胞を使って命をつなぐことができる可能性”を贈りました」

 もう一つは、0歳からの絵本宅配サービス。「選び方がわかりにくい絵本を月齢に合わせて毎月送ってくれます。絵本の読み聞かせは、子どもの心を健やかに成長させてくれます。絵本の読み聞かせサイトを運営するミーテ(日本公文教育研究会)も同じ視点で親子の絆づくりをテーマしています。こころ休まるときがあれば、子どもたちは健やかに成長すると思います」

 「最近、気になっているものの一つがNHK「あさイチ」で紹介された“安心音”。赤ちゃんがママのおなかの中で聞いていた心臓の音・心音を録音して送ると環境音楽とミックスしたCDに仕上げてくれるというものです。とにかく子育てが楽しいという発案者の河野さんの話では、ママの心音はその子にとって一番の癒しの音で何よりも、心の安らぎを感じるそうです。ママと赤ちゃんの幸せは、健康的で持続可能な社会を実現する力になると思います。食べ物や美容が話題になることの多いLOHASですが、これからはメンタルな視点も拡がっていくのではと、注目しています」


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