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「日本のカレーが大好き」チャン・ドンゴン東京密着撮!話題の韓国映画『満ち足りた家族』監督対談

  • 2025年1月13日
  • レタスクラブニュース
11月某日、来日したホ・ジノ監督&俳優チャン・ドンゴンさん。元祖韓流四天王チャン・ドンゴンさんはスターオーラを放ちつつも、優しい眼差しが印象的!!
11月某日、来日したホ・ジノ監督&俳優チャン・ドンゴンさん。元祖韓流四天王チャン・ドンゴンさんはスターオーラを放ちつつも、優しい眼差しが印象的!! / 撮影=諸井純二

名作『八月のクリスマス』を手がけたホ・ジノ監督の最新韓国映画『満ち足りた家族』。2023年~2024年秋までの約1年間で、世界各国の20前後の映画祭に入選する快挙を達成した超話題の本作が、いよいよ2025年1月17日(金)より、日本で全国公開されます!

11月某日、来日したホ・ジノ監督&俳優チャン・ドンゴンさん。
2012年公開の中国映画『危険な関係』以来、2度目のタッグを組んだお二人に、映画に対する思いや撮影裏話、おすすめの韓国料理などたっぷりお聞きしました!

■映画『満ち足りた家族』STORY

兄ジェワン(ソル・ギョング)は、道徳よりも物質的な利益を優先して生きてきた弁護士。仕事のためなら、殺人犯の弁護でさえも厭わない。年下の2人目の妻ジス(クローディア・キム)や10代の娘らと共に豪華マンションに住み、家事は家政婦がこなす誰もがうらやむ暮らし。
一方、弟ジェギュ(チャン・ドンゴン)は、どんな時にも道徳的で良心的であることを信念に生きてきた小児科医。年長の妻ヨンギョン(キム・ヒエ)と10代の息子と共に住む彼は、老いた母の介護にも献身的に当たり、品行方正な日々を送る。
まったく相容れない信念に基づいて生きてきた兄弟。しかし2人は、それぞれの妻を伴って月に1回、高級レストランの個室に集い、ディナーを共にする。レストランではお得意様であるジェワン夫妻が常に優先され、兄弟家族同士の会話はどこかぎこちない。ディナーが行われた夜、時を同じくしてある事件が起こり、満ち足りた日々を送る家族が想像だにしなかった衝撃の結末を招き寄せる―。



非現実的なほどにカッコいい俳優という印象から「本当にいい俳優だな」と改めて感じた

とっても和やかな雰囲気のお二人
とっても和やかな雰囲気のお二人 / 撮影=諸井純二

―まず監督におうかがいしたいのですが、今回久しぶりにチャン・ドンゴンさんとタッグを組んだ感想を教えてください。

ホ・ジノ監督:俳優たちの中で一緒に作品を作ったことがあったのは、ドンゴンさんだけだったので安心感がありました。以前、中国で一緒に撮影したということはかなり重要だったように思います。

―約10年前と違うと感じたことはありませんでしたか?

ホ・ジノ監督:もちろん今もすごくカッコいいですが、当時は非現実的なほどにカッコよかったんです。ですから、今回はそれよりは現実的な姿を見て「ああ、本当にいい俳優だな」と思いました。
ドンゴンさんの演技の幅がとても広く、いい演技を見せてくれました。
チャン・ドンゴンさん。スターオーラを放ちつつも、優しい眼差しが印象的
チャン・ドンゴンさん。スターオーラを放ちつつも、優しい眼差しが印象的 / 撮影=諸井純二



―チャン・ドンゴンさんはいかがですか?

チャン・ドンゴン:4名の俳優が集まって台本を読み合わせした時、キム・ヒエ先輩は監督のスタイルにかなり驚いていました。監督は何てことないように思える場面でも細かく考えをおっしゃるんです。
キム・ヒエ先輩はそういう経験があまりなかったようですし、私も監督と初めて組んだ時は「撮影時間があまりないのに、なぜずっと同じ場面を議論しようと言うんだろう。早く撮影しないと」と思ったのを覚えています。その作業というのは初めは少し時間がかかりますが、やっていくうちに心の中で合意が取れて決定が同時にできれば、その次からはより速くなるんです。
キム・ヒエ
キム・ヒエ / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED



―チャン・ドンゴンさんが経験されていたからこそわかっていたことだったんですね。

チャン・ドンゴン:ええ、私はそれを知っていたので、監督と組んだ経験のある者として、監督はこういうスタイルだから心配しないで、と共演した先輩方に説明しました。
久々に監督とご一緒して感じたのは、そういう細かい部分や大切にしている部分は変わっていませんでしたが、当時と今ではシステムが大きく変わりましたよね。もしも20年前の監督が現代に来て撮影しようとしたら難しいと思います(笑)。システムにうまく適応しながら、当時の長所は失わずに持っていらっしゃるのがとてもうれしかったです。
レタスクラブをじっくり手に取って読んでくださいました。
レタスクラブをじっくり手に取って読んでくださいました。 / 撮影=諸井純二


―本作はヘルマン・コッホの小説『冷たい晩餐』を原作とした作品で、今までに3度、映画化されています。今回が4度目になりますが、監督が本作を選んだ理由は何ですか?
名俳優ソル・ギョング演じるのは利益を優先して生きてきた弁護士
名俳優ソル・ギョング演じるのは利益を優先して生きてきた弁護士 / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED


ホ・ジノ監督:(映画化の提案を受け)最初に台本を読んで、3本の映画を見て、原作小説を読みました。既存の映画がよかったので、これを私がまた上手く映画として作れるか、再度作る必要があるかと悩みました。
ですが、教育や階級の問題など韓国社会を背景にこの物語を扱ってみたい気持ちがありましたし、善と悪ははっきりしているのではなく、両面的な部分があるのだということを示したくて、やってみようと勇気を出しました。
11月に来日したホ・ジノ監督にじっくりお話をうかがいました
11月に来日したホ・ジノ監督にじっくりお話をうかがいました / 撮影=諸井純二



―チャン・ドンゴンさんはこれまでに数々の役を演じられてきましたが、その中でも一番普通の男性の役だったように感じます。この役を任されてどう感じましたか?
チャン・ドンゴン演じるのは善良な医師
チャン・ドンゴン演じるのは善良な医師 / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED



チャン・ドンゴン:僕がこの作品に惹かれた大きな理由の1つでもあります。
台本を読んで、ジェギュという人物に共感し理解できる部分がとても多かったし、この作品全体を見ても、興味深い事件やストーリーで、何よりジェギュがどんな人物なのかがとてもよく分かるような気がしました。
今までこのようなキャラクターを演じたことがなかったし、これまで演じてきた役は想像したり、外から何かを取り込んだりしてキャラクターを作り上げて表現しなければならなかったとしたら、ジェギュという人物は自分の内面にあるものを探して取り出せばいいと思いました。だから、ジェギュに出会った時、すごくときめいたし、ホ・ジノ監督は素晴らしい方なので、いい作品ができるだろうなという確信がありました。
2012年公開の中国映画『危険な関係』以来、2度目のタッグを組んだ二人
2012年公開の中国映画『危険な関係』以来、2度目のタッグを組んだ二人 / 撮影=諸井純二



―監督は『八月のクリスマス』や『春の日は過ぎゆく』などの名作を生み出した恋愛映画の巨匠でいらっしゃいます。ですが、最近、手がけられたドラマ『LOST 人間失格』でも映画『満ち足りた家族』でも現代に生きる人々の苦痛を描いていますよね。恋愛ものからこういったものを描くようになったのは、何か心境の変化があったのでしょうか?

ホ・ジノ監督:どうでしょう。私自身に変化があったというよりは、これまで恋愛ものを作り続けてきましたが、今や韓国映画において恋愛ものが人気のあるジャンルではなくなりました。もちろんそれもまた変わるとは思いますが。
だから、もう少し多様な物語を扱ってみたいという思いから、時代劇もやってみましたし、この『満ち足りた家族』も選びました。
もちろん、恋愛ものももう一度作りたいですし、ひとつのジャンルにこだわらず、より様々な作品を扱ってみたいという思いです。

― “라면 먹고 갈래(「ラーメン食べて行かない?」『春の日は過ぎゆく』に出てくる有名なセリフ)は日本でもよく知られている人気のある言葉です。また監督の作品から名ゼリフが誕生するのを楽しみにしています!

ホ・ジノ監督:そうですか?(笑)
名作『八月のクリスマス』を手がけたホ・ジノ監督
名作『八月のクリスマス』を手がけたホ・ジノ監督 / 撮影=諸井純二


父親として演じたジェギュというキャラクター

―ドンゴンさんは実際に父親でいらっしゃいます。演じるにあたり、「自分だったらどういう選択をするだろうか」といったことを考えられたのではないでしょうか。

老いた母の介護にも献身的に当たり、品行方正な日々を送る医師を演じたチャン・ドンゴン。彼の最終的な選択は…
老いた母の介護にも献身的に当たり、品行方正な日々を送る医師を演じたチャン・ドンゴン。彼の最終的な選択は… / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED

チャン・ドンゴン:絶え間なくそういったことを考えていましたし、現場でも、実際に同年代の子どもがいるので、すごく嫌な想像をしながら演じました。
苦しいけれど、社会を構成する者としてどうするのが最も正しいかは誰もがわかるじゃないですか。
ある事件をきっかけに兄弟は対立することに
ある事件をきっかけに兄弟は対立することに / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED


―俳優の皆さんはそれぞれお子さんがいらっしゃいますし。

チャン・ドンゴン:それにもかかわらず、この映画の登場人物の感情に共感しますよね。
どういう選択が正しいのかはわかっているけど、実際にその選択をできるのか? そういうことを考えさせられるのがこの映画だと思います。
俳優同士でも撮影の合間に考えを述べ合いましたが、みんな似たような感じでした。正しい決断が何かをわかっていても、ためらいなく正しい決断をできるのか…? そういう話をたくさんしました。
道徳的で良心的であることを信念に生きてきた小児科医えを演じたチャン・ドンゴンさん
道徳的で良心的であることを信念に生きてきた小児科医えを演じたチャン・ドンゴンさん / 撮影=諸井純二



―撮影現場がどんな雰囲気だったのか気になります。撮影中のエピソードなどはありますか?

兄弟夫婦が食事する風景はこの映画で重要なシーン
兄弟夫婦が食事する風景はこの映画で重要なシーン / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED

ホ・ジノ監督:4人の俳優が集まる場面は、神経を尖らせなければならない大変な場面ではありましたが、俳優たちの息がとても合っていたと思います。
ソル・ギョングさんもチャン・ドンゴンさんもお互いによく知っている仲ですし、普通はそういう場面を撮影する時に少しギスギスしたり、俳優同士の意見がぶつかることもありますが、そういうことはなかったです。
ソル・ギョング
ソル・ギョング / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED


―撮影中のエピソードなどはありますか?

ホ・ジノ監督:エピソードで言うと、キム・ヒエさんがリハーサルを終えて、それぞれセリフの練習をしている時間に、私の元へ来て「ここは座って演じたい」と言ったことがありました。
そして、照明チームが準備をしている時に、椅子に座りながら照明チームのスタッフの顔を見ながら、セリフを練習していました。ヒエさんはベテランですが、新人のような一生懸命さがありましたね。
反対にジス役のクローディア・キムさんは韓国映画に出演するのは初めてですが、ハリウッド映画での経験があるからか、ベテランのような雰囲気がありました。
そういう点もあって、撮影現場の雰囲気はすごくよかったです。
クローディア・キム
クローディア・キム / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED


チャン・ドンゴン:4人でのシーンは、4人それぞれが違う立場でどれもが無視できない意見でありながらも、1つの結論を出すために集まる、というシーンでした。
ビジネスのような場ではなく自分の子どもに関わる重大な問題ですし、直接的な言葉ではなく遠回しに話す場面もありました。だから、ある1人の俳優が思っていたのと違う演技をした場合、他の人たちの演技も全て変えなければいけなかったんです。
韓流四天王、チャン・ドンゴンさん
韓流四天王、チャン・ドンゴンさん / 撮影=諸井純二



チャン・ドンゴン:だからリハーサルもたくさんしましたね。リハーサルというのは、撮影のための技術的な確認の意味もありますが、数人が集まって演技をする場合には、お互いに相手がどのように演技をするかを事前に頭に入れておく意味もあります。
普通、リハーサルの時は本番の時ほど力を入れて演技をせず、これくらいの声のトーンで、この程度感情を込めてということをお互いに確認するだけの場合が多いのです。
思いがけない事件が…
思いがけない事件が… / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED


チャン・ドンゴン:ですが、今回のリハーサルの時は、キム・ヒエ先輩が本番の時と同じように演じられていたんですね。だから、他の俳優たちも本番の時と同じように演技をして、そのまま本番に入ることも多かったです。そのおかげで、本番の撮影では「こう演じましょう」と口では言い合わなくても、皆の心の中で一種の合意が取れていた状態だったし、本番の前に改めて考え直すこともありました。
兄は年下の2人目の妻ジス(クローディア・キム)と豪勢な暮らしを送っていたが…
兄は年下の2人目の妻ジス(クローディア・キム)と豪勢な暮らしを送っていたが… / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED

もし自分にもこんなことが起きたら…と考えずにはいられない
もし自分にもこんなことが起きたら…と考えずにはいられない / (C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED



お二人が好きな韓国料理、食べたい日本の料理は?

笑顔が素敵なお二人
笑顔が素敵なお二人 / 撮影=諸井純二

―この映画では食事をする場面がたくさん出てきます。
(レタスクラブの最新号をお二人に見せながら)どうぞご覧ください。

チャン・ドンゴン:あはは(笑)。

ー私たちの媒体が料理雑誌ということで、食べ物や料理についておうかがいしますね。日本ではサムギョプサル、ビビンバ、冷麺などの韓国料理がすごく人気なんです。ちなみに、ドンゴンさんは料理をなさいますか?

チャン・ドンゴン:私は料理が苦手で(小声)。袋麵のラーメンを作るくらいしか…。

(一同笑い)

―日本の皆さんにおすすめしたい韓国料理があれば教えてください。

ホ・ジノ監督:私は海産物が好きなのですが、最近冷たい豚肉を食べてみたら思ったよりおいしかったんです。

チャン・ドンゴン:平壌冷麺の上にのっているような?
「平壌屋(ピョンヤンオク:韓国に数か所ある平壌冷麺が食べられる韓国料理の店名)」に行ったことはありますか?

ホ・ジノ監督:名前は忘れましたが、前に行った冷麺店はおいしかったですね。

チャン・ドンゴン:平壌冷麺はわかりますか。日本のそばと少し似た雰囲気があります。

ホ・ジノ監督:冷たい豚肉、ニンニクと青唐辛子と麺を食べたらすごくおいしいんですよ。

―ありがとうございます。ところで私たちの雑誌では日本の家庭料理を紹介しているのですが、この中からおいしそうだな、食べてみたいな、と思うものがあれば教えてください。

(じっくり読むお二人)

チャン・ドンゴン:…まるでレストランのメニューを注文するみたいだ(笑)。今食べるわけでもないのに、慎重になりすぎているかも(笑)。

※笑顔でチャン・ドンゴンさんが選んでくださったのは、レタスクラブ12月号 P35掲載の「チーズカレー」でした。
チャン・ドンゴンさんが食べたいといったのは「神田カレーグランプリ 欧風カレーボンディ チーズカレー お店の中辛」
チャン・ドンゴンさんが食べたいといったのは「神田カレーグランプリ 欧風カレーボンディ チーズカレー お店の中辛」 / 撮影/安井真喜子 スタイリング/みつまともこ(雑誌レタスクラブ『殿堂入り時短料理大賞』2024より)


―カレーはお好きですか?

チャン・ドンゴン:はい、日本のカレーが大好きです。韓国のとは少し違うんですよね。鶏肉のカレーも豚肉のカレーも全部好きです。

※海産物がお好きなホ・ジノ監督が選んでくださったのは、レタスクラブ12月号 P34で紹介している「海鮮カルパッチョ」でした!
カルパッチョ
カルパッチョ / 撮影/安井真喜子 スタイリング/みつまともこ(雑誌レタスクラブ『殿堂入り時短料理大賞』2024より)


名監督と名俳優ながら、終始和やかな雰囲気で丁寧にお答えくださったホ・ジノ監督と、チャン・ドンゴンさん。ありがとうございました。


実力派俳優たちのヒリヒリとした緊張感が漂い、一瞬たりとも目が離せない韓国映画『満ち足りた家族』。「自分ならどういう選択をするだろうか?」そんなことを考えたくないのに、どうしても考えたくなる衝撃の映画。子をもつ親ならなおさら…。
チャン・ドンゴン演じるジェギュがどういう選択をするのか…結末はぜひ劇場でご覧ください!



【作品概要】
『満ち足りた家族』 2025年1月17日(金)より全国ロードショー
『八月のクリスマス』で商業長編監督デビューするなり韓国映画ニューウェイブの始まりをいち早く世界に告げたホ・ジノ監督。その演出力への絶大な信頼から数多の俳優たちが出演を嘱望してきたホ・ジノの最新作『満ち足りた家族』では、家族間の親密な描写を細やかに積み重ねながら、人間の心理の奥底に潜む淀みや揺れ動きを緻密に、衝撃的に描きあげる。
キャストには、『ペパーミント・キャンディ』(99)『オアシス』(02)などのソル・ギョング、『ブラザーフッド』などに出演の人気スターであり約5年ぶりのスクリーン復帰となるチャン・ドンゴン、韓国ケーブルテレビ史上最高視聴率を記録したドラマ『夫婦の世界』に出演のキム・ヒエ、『アベンジャーズ / エイジオブウルトロン』(15)、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』などハリウッドでも活躍するクローディア・キムら韓国を代表する名優がそろう。そこにホ・ジノ監督ならではの細やかで陰影に富む心理描写をさらに究め、自身の最高峰とも呼ぶべき傑作に結実させた。
2023年秋のトロント国際映画祭でワールドプレミアされた本作はその好評が瞬く間に伝わり、以後2024年秋までの約1年間で20前後の映画祭に入選するという快挙も達成!

配給:日活/KDDI
(C)2024 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK ALL RIGHTS RESERVED


撮影=諸井純二
インタビュー=みんしる
テキスト=Kudo Momoko





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