トマト煮はじっくりコトコト煮込んだほうがおいしい、なんてことはありません! 時間がない時は煮込まなくてもコクのあるトマト煮ができるんです。ということで今回は、思い立ったらすぐに作れる時短レシピをご紹介。まずは電子レンジでできる超お手軽レシピから!
とりのトマト煮
【材料・2人分】
とりもも肉…1枚(約250g)、下味(おろしにんにく…小さじ1/2、トマトケチャップ…大さじ2、塩…小さじ1/3、こしょう…少々)、ホールトマト缶…1/2缶(約200g)、玉ねぎ…1/4個、マッシュルームの薄切り…6個分、赤とうがらし…1/2本、パセリのみじん切り…少々、顆粒スープの素…小さじ1/2、片栗粉、オリーブ油
【作り方】
1.とり肉は一口大に切り、下味の材料とともに耐熱ボウルに入れてもみ込む。片栗粉小さじ1、オリーブ油大さじ1を順に加えて、そのつどもみ込む。玉ねぎは縦薄切りにする。
2.トマトは潰して缶汁ごと、玉ねぎ、マッシュルーム、スープの素、赤とうがらしとともに1のボウルに加えて混ぜる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジで約8分加熱する。
3.取り出して混ぜ、器に盛ってパセリをふる。
(1人分368kcal、塩分2.0g)
※このレシピでは電子レンジは500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
具材と調味料をボウルに入れて、電子レンジで加熱するだけ! 約10分で肉と野菜のうまみを感じる本格的なトマト煮が完成します。
さばのチーズトマト煮
さばを焼いたフライパンに煮汁の材料を加えて5分煮ればできあがり。仕上げにチーズを入れることで、コクうま感がさらにアップ。
牛肉といんげんのトマト煮
素材の味を楽しむために、塩・こしょうでシンプルに味付け。生のトマトも蒸し煮にするとうまみと甘みが増します。
大豆とベーコンのトマト煮
大豆をふんだんに使った食べ応え満点のトマト煮。はちみつのやさしい甘さが後引くおいしさです。
卵のトマト煮
煮詰めたトマトに卵を落とすだけでも立派な主菜になります。卵の固さはお好みで。
トマトに含まれる強力な抗酸化作用を持つリコピンは、加熱することで吸収率がアップ。トマト煮にして効率よく摂取しましょう!
文=齋藤久美子