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「薄力粉」と「小麦粉」の違い、正しく言えたら天才!

  • 2024年9月5日
  • 暮らしニスタ

小麦粉と薄力粉、どちらの言葉もよく聞きますが、「言い方が違うだけで、同じものだろう」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にはこれらはまったく同じものではありません。同じと思って使うと、料理に失敗する可能性も…。今回は、小麦粉と薄力粉の違いや、小麦粉の種類について学びましょう!

そもそも「小麦粉」とは?

小麦粉とは、小麦を粉末状にしたもので、大きく分けて3種類があります。

それぞれグルテン(小麦に含まれるタンパク質)の量が異なり、このグルテンの量によって、薄力粉、中力粉、強力粉に分かれます。

小麦粉の3種類→「薄力粉」「中力粉」「強力粉」の違いは?

薄力粉:

主にアメリカ産の軟質小麦から作られ、グルテン含有量が8.5%以下と少ないのが特徴です。

軽い仕上がりになるため、ケーキやクッキー、お好み焼きなど、サクサクした食感が求められる料理に最適。

細かい粒子でダマになりやすいので、使う前にふるいにかけることがポイント。トンカツやムニエルなどの衣にも使いやすい粉です。

中力粉:

主にオーストラリアや国産の中間質小麦から作られ、グルテン含有量は約9%です。

薄力粉と強力粉の中間の硬さを持っています。特にうどんやそばに適しており、練るほどに粘りが出ます。

日本では薄力粉がメジャーですが、アメリカやオーストラリアでは中力粉が一般的で、お菓子作りにも使われます。

もちっとした食感を求める料理にも向いていますよ。

強力粉:

アメリカやカナダ産の硬質小麦から作られ、グルテン含有量は約11%と最も多く、弾力性や粘りが強いのが特徴です。

パン作りに最適で、餃子の皮やパスタ、ピザ生地などのモチモチ感を引き出します。

ただし、クッキーやケーキなど軽い食感を楽しむ料理には不向きです。

代用はできる?

それぞれの代用方法をまとめると次のようになります!

薄力粉を代用する場合

・中力粉で代用:もちもちした食感になる
・中力粉+コーンスターチ(7:1):薄力粉に近いふんわり食感になる
・米粉やホットケーキミックスも使用可能

中力粉を代用する場合

・薄力粉+強力粉を混ぜる:グルテンの量を調整して代用可能

 

強力粉を代用する場合

米粉:パン作りには向いていますが、麺類には不向き

代用したい場合は、用途に応じて使い分けてくださいね!

まとめ/暮らし二スタ編集部

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