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人のふり見て…テスラの人型ロボは人間の動画を真似して家事を学習

  • 2025年5月26日
  • Gizmodo Japan

人のふり見て…テスラの人型ロボは人間の動画を真似して家事を学習
Image: TESLA

この調子ですべての家事を任せるよ!

電気自動車だけでなく、ヒューマノイドの「Optimus(オプティマス)」も作っているTESLA(テスラ)。

一時期は衣服をたたんでいるのが自動ではなく、人間が遠隔で操っていることがバレたり、動画を2倍、8倍、10倍速にして速く動いているように見せたりと、イイ顔しようとして炎上するのがお家芸になっていました。

やっと自律的に軽作業ができるように

それ以降はダンスを披露するなど、最新情報は地味なものばかりでしたが…今度は人間が毎日行なうような作業が自動的にできるようになりました。

I’m not just dancing all day, ok pic.twitter.com/rKs5WwKjvf

— Tesla Optimus (@Tesla_Optimus) May 21, 2025

人間の一人称動画で学習

ゴミ袋をゴミ箱に投入したり、お鍋の食材をかき回したり、電子レンジを開いたり。

掃除機やアイロンがけにカーテンの開閉など、「立ってるものは親でも使え」レベルの軽作業が1人でできます。

一連の動作は、人間が自分の手元を撮影した一人称視点の録画を元に、単一のニューラルネットワークでこなしています。従来は三人称視点が多かったのですが、この新手法だと新しいタスクが以前より速く学べます。

ロボットは1920年にチェコ共和国で生まれた戯曲「R.U.R.」に出た、「強制労働」を意味する造語「robota(ロボタ)」が語源。人命救助やカンフーなどいろんな用途がありますが、家事をこなすのがオリジナルの使い道です。

フツーすぎて感動がない不思議

だけどロボットが家事をしていると、人間にとって作業が当たり前過ぎてナゼか感動がないことに気付きました。

ロボ界隈ではすっごい進歩なんですけど、不思議な現象ですよね。

このオプティマス君は自分が何をやっているのか分からず、人間の動きを学習しているだけなのだと思います。ロボ自身が何の作業なのか内容を理解したら、人間が感心するほどカンペキな家事ロボになれるのかなーと感じました。

1日中踊っているイメージ

ちなみに今回の投稿は、「ボクは1日中踊っているだけじゃないよ」とコメントをしています。8日前にステキなダンスをお披露目したばかりなので、世間からダンスロボと勘違いされている反論なのだと思います。

Was just getting warmed up https://t.co/dN6rSXiLVS pic.twitter.com/JbJ8TxyaAz

— Tesla Optimus (@Tesla_Optimus) May 14, 2025

上手なのは認めますが、家事の最中はおとなしくしていましょうね。

Source: X via TESLARATI
Reference: Wikipedia

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