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第38回エコ×エネ・カフェ「STOP 地球温暖化!脱炭素社会は世界を救うか~火力発電現場の最前線から~」

  • 2021年12月22日
  • 緑のgoo編集部

クロージング

森:
今回は38回目にして初めて、J-POWERのメインビジネスである火力発電を真正面から扱いました。みなさんいかがでしたか?

さささ:
普段聞けないような話を聞くことができて、学びを深めることができました。ありがとうございます。

ひろぴー:
地球温暖化はとても不安でしたが、最新の技術の話を聞いて将来が楽しみに思えてきました。

相曽:
テーマ自体は専門的で難しい面もあったかと思いますが、今日は次世代を担う若い方々やベテランの方々と世代を超えて楽しく面白く話し合いができて、とても良かったのではと思っております。本当にありがとうございました。ぜひ、地球温暖化問題をエコ×エネ・カフェのテーマでもある「自分事」として考えて、皆さんと共に、将来の脱炭素社会へ一緒に向かっていきたいと考えます。

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緑のgoo佐藤:
難しいテーマを学生パネリストのおふたりが紐解いてくれて、とっつきにくい部分も理解を深めることができたのではないでしょうか。活発な対話をしてくださったみなさん、ありがとうございます。

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小林:
エコ×エネの事業を始めた頃は「エネルギーの話を聞いて!」と一生懸命呼びかけてやっと興味を持ってもらうようなことも多々ありました。ところが今日、エネルギーに興味を持ってくれてる人がこんなにたくさんいて、楽しく盛り上がることができたことは本当に励みになります。
2050年にカーボンニュートラルは達成できているか。ずっとみなさんと一緒にきちんとウォッチしていきたい、それをお約束したいと思っています。そして、その時までエコ×エネもサステナブルにがんばり続けたいと思います!…火力だけに熱く語ってしまいました(笑)。

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森:
今日の質問の中で、オイルショックのような大きな出来事がないと変化は起きないのかではないかという意見がありましたが、地球温暖化はそれ以上の大きなショックだと思っています。
僕が環境教育を始めた25年前、地球温暖化の話をしても誰も聞いてくれませんでした。しかし今、こうやってみなさんが関心を持って真剣に話し合っています。この状況自体、もしかしたら危機だということなのかしれません。25年前に読んだ記事で「気候変動で地球はこうなるぞ」と書かれていたことが本当に現実になっているという実感があります。
これからの未来をつくっていくのは今生きている私たちなので、エコ×エネ・カフェが少しでも良い未来に貢献できればと思っています。次回は2022年2月に開催予定です、ぜひまたご参加ください。

エコ×エネ・カフェを終えて

学生時代にエコ×エネ体験ツアーに参加したことがきっかけで参加した会社員の阿部和真さんは、「COP26もありエネルギーに関する議論が活発になる中、火力発電の脱炭素化に興味があったので、現場からの具体的で詳しいお話が聞けて楽しかったです。金融関係の仕事をしている中で、欧州の投資家に比べて日本はESG投資などが遅れていると思っていましたが、最近になって意識が変わってきていると感じています。現在は環境にやさしい発電といえば再生可能エネルギーがメインですが、今回のようなプロジェクトが実用化されれば金融業界も参入しやすくなると思うので、脱炭素社会に向かう将来が楽しみです」と感想を聞かせてくれました。

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学生パネリストとしてゲストとの議論に参加したささささんは「小学生の時にエコ×エネ体験ツアーに参加し、実際に川で水力発電をつくったことがとても印象的でした。ただ見るだけではなく参加すると感じ方がまったく違うと思うので、今日も対話に参加できてとても学びが深まりました。CO2を有効利用すれば植物を育てることまでできるとは知らなかったので、もっと他にどんなことができるのかを考えるとワクワクします」。

同じく学生パネリストとして参加したひろぴーさんは「大崎クールジェンプロジェクトは日本の最先端だと感じました、これから第2、第3段階がどのように発展して世界に展開して行くのか、未来がとても楽しみです。環境教育のサークル活動の中で、今日聞いたお話を子どもたちに伝えたいと思います」と語ってくれました。

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ゲストの相曽さんからは「石炭に関してはマイナスに表現がされることがしばしばありますが、最先端の石炭ガス化複合発電について、エコ×エネ・カフェのような固くない場で誠実に話し、中身を知っていただくことができました。皆さんの反応を伺い、大変勉強になりました。質疑応答だけではなく対話をして、双方向のやりとりで理解を深めることが重要だとあらためて感じました。

資源に恵まれない日本は、常に技術でエネルギーと環境の課題を解決してきました。今後はその技術で世界に貢献していきたいと思っています。日本だけでなく海外の異文化に入って行くことは大変なことですが、今日のように相互理解を通し信頼関係をつくっていくことから始まると思います」というメッセージをいただきました。

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次回のエコ×エネ・カフェは2022年2月に開催予定です、ぜひご参加ください。

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