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第37回エコ×エネ・カフェ「地方移住は令和の時代を生き抜くチカラを育む!!~地方創生から見るこれからの暮らしや働き方~」開催速報

  • 2021年10月6日
  • 緑のgoo編集部
37回カフェ速報記事

 2021年9月29日(水)、第37回エコ×エネ・カフェ「地方移住は令和の時代を生き抜くチカラを育む!!~地方創生から見るこれからの暮らしや働き方~」をオンラインで開催しました。

 エコ×エネ・カフェは「エコロジーとエネルギーのバランスのとれた社会の実現」を目指し、ゲストの話をきっかけに気軽で真面目な対話を楽しみながら学び合うJ-POWERの社会貢献活動プログラムです。2009年から始まり今年で丸12年、通算37回目を迎えました。
 今回も社会人から学生まで、全国から多様な背景・価値観を持つ人たちが集いました。
37回カフェ速報記事

 今回のテーマは「地方移住」。長引くコロナ禍で急激に進んだリモート化は、私たちの暮らし方や働き方を大きく変えるきっかけになりました。今、地方への移住やデュアルライフ(二拠点居住)に注目が集まっています。

 ゲストに移住先の宮城県栗原市で再生可能エネルギーの普及や、観光振興の復活など7つの事業を展開している株式会社花山サンゼットの阿部幹司さんと、東日本大震災をきっかけに5年前に移住し、栗原市で民泊「古民家櫻ノ庭」を経営している櫻庭伸也さんをお招きし、自然豊かな場所でモノに頼らず生き抜くチカラを育むことができる地方移住の魅力や難しさについて、地方創生を実践する実体験を踏まえて共有いただきました。

37回カフェ速報記事 阿部 幹司(あべ みきちか)氏
株式会社花山サンゼット 代表

37回カフェ速報記事 櫻庭 伸也(さくらば しんや)氏
古民家櫻ノ庭 オーナー

参加者同士の対話の時間

ブレイクアウトルーム(小部屋)にわかれて、おふたりのお話から感じたこと気づいたことを自由に語り合いました。

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 参加者からは「おふたりがとても謙虚な姿勢で地域の信頼関係を築こうとしている姿に感銘を受けた」「何でもすぐに手に入りインフラにも困らない都市部に暮らしているので、想像もつかないような移住生活にびっくりした」「移住生活には何よりもコミュニケーション能力が必要だと思った」「スローライフやビーガンなどのトレンドは地方移住にマッチしているので、うまくブームに乗せれば移住が促進するかも」など、さまざまな意見が交換されました。

エコ×エネ・カフェを終えて

 エコ×エネ体験ツアー「水力編」がきっかけで参加した大学生の三春凜佳さんは、「地元を盛り上げるために地元の学生でファッションショーなどを企画運営する活動をしているので、地方創生の具体的なお話が聞けてとても参考になりました。あらためて、明日からもっと地元を発信できるようにがんばりたいと思う元気をいただきました」と感想を聞かせてくれました。

37回カフェ速報記事

 ゲストのお二人からは「自然のめぐみを活用する里山での生活は、エコとエネのバランスのとれた暮らし方の先駆的存在でもあり、可能性がたくさんあります。参加者のみなさまに刺激を受け、今後はより一層多くの方に移住の楽しさを伝えたり、気軽に移住に取り組めるような発信をしていきたいです」(阿部さん)、「都市で暮らしていた時は失敗しないようにということばかり考えていましたが、新しいことに挑戦する、まずはやってみると案外うまくいくということを移住生活から学びました。未来への新しい可能性に満ち溢れた世界への扉が移住です。興味のある人には是非挑戦してほしいと思います」(櫻庭さん)というメッセージをいただきました。

37回カフェ速報記事

 次回の記事では、第37回エコ×エネ・カフェ「地方移住は令和の時代を生き抜くチカラを育む!!~地方創生から見るこれからの暮らしや働き方~」について更に詳しくご紹介します。参加者からの質問にゲストが答える全体セッションの様子もレポートしていきますのでご期待ください。

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